内容説明
幻の中世墓制“ラントウ”と、弥勒兜率天浄土の世界。
目次
序章 廟墓研究の現状と課題(人神祭祀―もうひとつの『先祖の話』;「廟墓」という視点;豊国社と霊廟 ほか)
第1章 廟墓の世紀(下総東部のミヤボトケ;北関東の石造ラントウ“石堂”;近世廟墓としての石造ラントウ―埼玉県鴻巣市勝願寺の牧野家廟墓)
第2章 四十九院の成立と展開(葬と墓;四十九院の諸相と中世的墓制;四十九院を設える事例)
著者等紹介
水谷類[ミズタニタグイ]
博士(史学)。博士学位請求論文「廟墓ラントウと墓前祭祀の研究―中近世移行期の墓制と先祖祭祀―」。現在、明治大学兼任講師。明治大学博物館調査研究員。1952年、愛知県名古屋市に生まれる。明治大学文学部史学地理学科日本史専攻卒業。同大学修士・博士課程修了。元共立女子大学非常勤講師・元日本女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 言問橋