出版社内容情報
村歩きから史学研究を出発したともいえる著者が,その豊富な経験に基づき,道・家屋・水路・沼・山村などのモノ資料を中心に歴史に迫る方法を延べる。 目次 村のモノグラフ―長塚節『土』の村を歩く 視野を広げる モノを見る 社会関係を考える【ほか】
内容説明
永年にわたって続けられた著者のフィールドワークから構築された―研究の基本的態度、考え方、方法、認識の仕方などを伝授する。歴史の好きな読書人と歴史研究を志す人たちへおくる最適な手引き書。
目次
第1章 村のモノグラフ―長塚節『土』の村を歩く(はじめに―モノグラフのすすめ;立地状況を見る ほか)
第2章 視野を広げる(地域を広げる;性質の異なる文書を組合せる―藩政文書と領内の村方文書 ほか)
第3章 モノを見る(モノを見るということ;集落のあり方―ことにその移動について ほか)
第4章 社会関係を考える(小地域相互のつながり;家と家とのつながり ほか)