出版社内容情報
独禁法の運用実態を客観的に明らかにするオーソドックスな概説書の最新版。一般集中規制・適用除外制度の縮小、差止請求制度創設等の法改正、金融会社等に関する公取委のガイドラインの改定等を織り込む。
内容説明
持株会社規制から事業支配力過度集中会社規制への転換、自然独占事業に対する適用除外規定の廃止、差止請求制度創設等の法改正、公取委のガイドラインの新設・改定、新たな裁判例・審決例をフォローした第2版。裁判例・審決例・主要ガイドラインなどを網羅し、独占禁止法の客観的かつオーソドックスな理解・解釈を提示する、バランスのとれた概説書。
目次
第1章 独占禁止法の歴史
第2章 独占禁止法の仕組みと基本概念
第3章 独占および集中の規制
第4章 共同行為の規制
第5章 不公正な取引方法の規制
第6章 執行・実現
第7章 適用除外
著者等紹介
根岸哲[ネギシアキラ]
1943年生れ。神戸大学法学部卒業。現在、神戸大学大学院法学研究科教授
舟田正之[フナダマサユキ]
1947年生れ。東京大学法学部卒業。現在、立教大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。