出版社内容情報
なぜ身体を永久的に変形させるのか.文化人類学と医学の面から民族の文化と風習を分析し総括する。 目次 〔身体変工〕入墨 男性の割礼 女性の割礼 ホッテントットのエプロン 人工頭蓋変形 抜歯 纏足【ほか】 〔食人〕食人(カニバリズム) 大後頭孔損傷
内容説明
美か、罰か、祈りか、呪術か。なぜ身体を永久的に変形させるか。文化人類学と医学の両面から、それら民族の文化と風習を個別的に分析し、そして総括する。
目次
身体変工(身体変工とは;体幹の変形;乳房の人工的変形;入墨;男の割礼;女性の割礼;ホッテントットのエプロン(前垂れ)
去勢
人工頭蓋変形
頭蓋穿孔〈穿頭術〉
抜歯
纏足)
食人(食人〈カニバリズム〉;大後頭孔損傷)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マミマミマ
0
えぐいけど、興味深い。頭蓋穿孔とか正直意味がわかんないけど、そういうとんでもないことを思いついて実際にやってたヒトがたくさんいたとは、、、不思議がいっぱいあるのだなぁ2017/06/18
サイコ
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カニバリズムの資料として第二部のみ活用。食人が行われる際の、目的別分類がよい。2012/12/01
環世界
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面白かった。身体の人類学といっても身体論とかハビトゥスの話ではなく、世界各地の具体的な身体変工を通覧する本。もう少しサイテーションがきっちりしてると使いやすいのだが、可読性という点ではこれでよいのでしょうね。2021/06/07
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