エフォートレス・マスタリー―あなたの内なる音楽を解放する

ワーナー，ケニー【著】〈Ｗｅｒｎｅｒ，Ｋｅｎｎｙ〉/藤村 奈緒美【訳】

ヤマハミュージックエンタテインメントホー（2019/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 342p／高さ 22cm
• 商品コード 9784636970289
• NDC分類 760.4
• Cコード C0073

目次

イントロダクション
私の場合
なぜ演奏するのか？
限られた目標を超えて
恐れにもとづく演奏
恐れにもとづく練習
うまくいかない教え方―恐れにもとづく指導
うまくいかない聴き方―恐れにもとづく聴き方
恐れにもとづく作曲
「スペース」
「間違った音などない」
瞑想　その一
エフォートレス・マスタリー
瞑想　その二
アファメーション
変化のためのステップ
ステップ一
ステップ二
ステップ三
ステップ四
付け加えておきたいこと
瞑想　その三―私はすばらしい、私は達人だ
自分を拡張する
精神的なるもの（リプライズ）
瞑想　その四―最後の瞑想
禅とジャズ（音楽と精神性；そしてはじめに神はお創りになった…エゴを！；ジョイ・セラピー；「ゴッド・グルーヴ」）

著者等紹介

ワーナー，ケニー［ワーナー，ケニー］ ［Ｗｅｒｎｅｒ，Ｋｅｎｎｙ］
１９５１年、ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ロングアイランドのオーシャンサイドで育つ。世界的に有名なピアニストにして作曲家であり、２０１０年にはグッゲンハイム・フェローを受賞。その他、グラミー賞のノミネートを含め多数の受賞歴がある。１９９６年、『エフォートレス・マスタリー』の出版を機に世界各地に招かれ、音楽家に向けて数々の講演や指導を行う。一連の活動は音楽業界に革命を起こし、音楽家たちに大きな影響を与えた。２０１４年、バークリー音楽大学のエフォートレス・マスタリー研究所芸術監督に就任。現在もニューヨークを拠点に活動中

藤村奈緒美［フジムラナオミ］
１９７３年生まれ。東京大学文学部言語文化学科卒。司書職を経て翻訳家となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[素人]

演奏の技術と表現の深さの関係について、内なる音楽の流れを妨げないように技術を磨くのだ、というようなことを言っていてとても腑に落ちた。楽器やりたい。

2023/06/11

[馬場]

素晴らしい本だった。ピアノから離れた原因に対し、明快に答えを得た感じだ。うまく演奏しなければというエゴから恐れが生じ、それ自体を止めてしまう。また恐れより焦ってしまい、「やるべきこと」に圧倒され動けなくなる。 すべては「うまくやらねば」というエゴが上達を妨げていた！ 上手くやりたいのに上手くできない、練習が続かない事へのアプローチ方法が書かれているため演奏だけでなく、仕事や何かに挑戦する人にもオススメできる。 瞑想や禅に関しては疑問が残るので、詳しく調べてみたい。

2020/01/05

[Mirunovic]

なんだか序章をずっと読んでいる感じ。 これから核心に触れますよ！と言いつつ終わりを迎え、で？、と得たものはいったい…。精神面や身構えを述べるのであれば、個人的には音楽だけをベース題材にしないでほしかったなと感じます。

2021/12/17

[呼吸が清々しい太陽]

音楽をやる上での精神論。Kindle購入

2020/10/10

[m]

演奏に於ける脱力の重要性を説いている本。脱力は可能ならやるとかそういうものではなくかなり高い優先順位を持って取り組むものなのだな。

2020/12/30