• ポイントキャンペーン

アインシュタインとヴァイオリン―音楽のなかの科学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784636899931
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0040

出版社内容情報

古来より、音階や音律の研究は宇宙の真理を探究することだった。聖書と数の関わり、黄金比、天体の音楽、そしてピュタゴラスからバッハまで―。
科学と音楽を横断的に読み解き、宇宙の真理に迫る。

小方厚氏 推薦!(物理学者、「音律と音階の科学」)
「ピュタゴラス、ヘルムホルツ、アインシュタイン。科学と音楽の数千年のうねりを実感できる。」

著者について
西原稔(にしはら・みのる)
音楽学者。桐朋学園大学大学教授。

安生健(やすお・けん)
自然科学教育者。巣鴨学園講師

内容説明

科学はなぜ音楽に魅せられたのか?科学と音楽を横断的に読み解き、多くの科学者が追い求めた宇宙の真理に迫る。

目次

アインシュタインとヴァイオリン
第1部 音と数の秘密(音楽と聖数;順列・組み合わせと音楽;黄金分割と音楽)
第2部 天体と音楽(天体のハルモニア;天体の音楽;天王星の発見者)
第3部 平均律と純正律(ピュタゴラス音律と純正律とは―神の2つの摂理;バッハと平均律;標準ピッチと絶対音感 ほか)

著者等紹介

西原稔[ニシハラミノル]
山形県生まれ。東京藝術大学大学院博士課程満期修了。桐朋学園大学音楽学部教授。18、19世紀を主対象に音楽社会史や音楽思想史を専攻

安生健[ヤスオケン]
東京藝術大学音楽学部楽理科で、西洋音楽史学・楽曲構造解析理論を専攻。スイス連邦バーゼル州立音楽専門学校で、LauteおよびClavichordの演奏を習得。東京大学教養学部基礎科学科第一で、生物物理学・生殖生物学・宇宙生物学専攻。西洋諸語に通じ、種々の西洋言語からの私家版翻訳がある。また生物学者として、恐竜に関した児童用の本も出版している。2013年11月現在、巣鴨学園理科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

75
タイトルが誤解を招きそうだが、本書の趣旨は「音楽理論及びその実践の歴史の中で、数学や科学がどう関わりを持ったか」。ケプラーやヘルムホルツが、科学者である以上に、優れた音楽理論学者であったことがコラムで紹介される。本書では等分平均律への批判が印象的。中全音律などの不等分調律法だからこそ調性の多彩な性格を表現できるという指摘は、全くその通りだと思う。M.ヴェーバーは、平均律が古代からの繊細な音程を「合理化」していった歴史を、社会の制度化に擬えているが、合理化や均一化の代償に社会が失ったものを忘れてはなるまい。2021/03/24

takao

0
☆ふーん。2018/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7786954
  • ご注意事項

最近チェックした商品