よくわかるピアニストからだ理論―解剖学的アプローチで理想の音を手に入れる

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784636890747
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0073

内容説明

ピアノの悩み+解剖学的アプローチで、弾き方のコツがつかめる。

目次

1 ピアノのための解剖学入門(まずはカウンセリングから;ピアノを弾く体;日常生活における手の動作とピアノ演奏 ほか)
2 解剖学的アプローチによるピアノの基礎テクニック(力みから解放されるには;スケールとアルペジオ;オクターブと和音の連打 ほか)
3 お悩み相談クリニック(手首が硬いと言われます。やわらかくするにはどうしたらいいの?;指が動かしにくく、うまく弾けません。どうすればよいでしょう?;たくさん練習しているのに上達しません。どうしたらいいの!? ほか)

著者等紹介

林美希[ハヤシミキ]
ピアノトレーナー&セラピスト、ヨーロッパ芸術文化振興協会代表。小学生の頃よりピアノ演奏法に悩み、音楽学校時代には腱鞘炎やジストニアを経験。自身の怪我がきっかけとなり、身体の構造に興味をもち始める。体に負担のかかるピアノ演奏法を改善するため英国ロンドンへ単身音楽留学。ロンドンで師事したモスクワ音楽院出身のAndrew Esterhazy氏から、身体を機能的に使ってピアノ演奏の可能性を広げる独特のアプローチを学ぶ。帰国後、セラピストを養成する専門学校で解剖学を本格的に学び、セラピストとなる。ピアノの演奏法と解剖学を結びつけ、その両面からアプローチして、音楽的な演奏と人の動きの関係について研究を行っている。現在、演奏法に悩むピアノ教師やピアニストへのレッスン、腱鞘炎などの怪我で悩む方や体の自然な動きを取り戻したい方への演奏法の指導、解剖学の観点からのピアノの基礎の再訓練の指導などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sachi

8
骨の特性、関節の特性を一つ一つ見ていきながらピアノ演奏への活かし方が解説されています。指の独立性を高めるために筋トレ的に練習するよりも骨格のもつ特性を活かして自然に打鍵できるようにトレーニングすることはとても大切。肘の関節の使い方や、手首の回転などを確認することができました。「上質な動きを手に入れるためには、骨や関節の単位を小さくして認識していくことです」手部だけでも27個も骨がある。大雑把に捉えるのと細分化して捉えるのとで動きの緻密さに大きな影響が出てくる。骨格構造を理解することはとても重要だ。2015/01/16

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