内容説明
音楽のルールを知って、楽譜の文法「楽典」を理解する!音楽用語の暗記にとらわれない、新しい楽典入門書。
目次
1 音符や休符、譜表について
2 臨時記号と調号の違い
3 さまざまな調性/調性の判断
4 音程―和音と旋律の関係
5 二声体の世界・対位法
6 二声体の完成と三声体・四声体への拡張
7 演奏記号のいろいろ
8 コードと非和声音について
著者等紹介
藤巻浩[フジマキヒロシ]
東京音楽大学作曲科(映画放送)卒。CM音楽から歌モノ・劇伴まで、幅広いシーンで活躍する作編曲家。作曲を服部克久氏、羽田健太郎氏、小六禮次郎氏に、ギターを野呂一生氏、ベースを鳴瀬喜博氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yyhhyy
4
あとがきの通り「減五度から内部の三度への解決」を中心にコードとその他のことを解説した本。音声データが実際に聴けるのはとてもわかりやすい。 ただ後半知らないことが増えてくると憶える量が増えてきて追いつけなかったので、一回で憶えきるのは難しい。2017/01/03
らら
4
クラシックの勉強をしたかったので、初めはポップス中心?失敗したかな?と思ったけど、全部通して読む(聴く)と、けっこう勉強になった。今すごく楽典ができるようになった感があるというよりは、クラシックの楽典・和声に戻った時に苦手だった部分が理解しやすくなっているのでは?という期待がある。コードから旋律を生み出す、そこから二声→三声→四声の拡張の仕方は、すごくわかりやすかった。やはり付属の音声(実際の音)を聴きながらだと、イメージしやすい。2016/04/10
misui
2
作曲まで視野に入れた本で初心者にはまあ無理なんだけど、ざっとどういうものなのかは知ることができました。コードの考え方ってこんなに面白いんだ。読み込んで他の本も見つつ理解を深めたい。2023/10/21
komitty
0
3週間かけてひと通り読み終わった。DTMを始めたので、よくオススメされているこの本を手に取った。 小中高大と吹奏楽をやり、ピアノも習ったことがあるので自分は全くの音楽初心者では無いはずだが、結構難しかった。特に5,6,8章は中々理解が追いつかない。CDを聴く前に該当部分をひと通り読む→音声を聞く→再度読んで理解する、みたいなやり方で進めてもよくわからなかった箇所も多い。繰り返し聴いたり、他の本と併せて勉強する事でもっと理解を深めたい。 続編の聴くだけ作曲入門にも取り組んでみたい。2021/05/03
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