内容説明
人間という有機体は―さらには宇宙の盛衰さえも―音楽の影響を受ける。エミー賞を6度受賞したエレナ・マネスが科学と文化の交差点へと案内する、革新的なノンフィクション科学エッセイ。
目次
第1部 音楽的な身体と脳(音を感じる;音楽が身体を演奏する;脳が音楽を演奏する;音楽は遺伝的、生得的な権利か?)
第2部 音楽と自己(苦悶と歓喜―人間はどう聴くか;心を曲げる音符たち―音楽は人間を賢くできるか?;音楽は語る;なぜ音楽なのか?)
第3部 共鳴する世界(クジラの歌、象のバンド、踊る鳥;天球の音楽)
第4部 薬としての音楽(痛み、薬―それとも音楽?;次の波?;コンサートホールを越えて)
著者等紹介
マネス,エレナ[マネス,エレナ][Mannes,Elena]
ドキュメンタリー監督。祖父はニューヨークにあるマネス音楽学院創始者、大叔父はカーネギーホール創設に貢献した指揮者と、音楽家の家系に生まれる。これまで制作したドキュメンタリー番組に対しエミー賞を六回受賞したほか、国内で数々の賞を授与されている。現在ニューヨーク市のコネチカット在住
柏野牧夫[カシノマキオ]
1964年岡山生まれ。幼少期からの電気工作と歌謡曲好きが昂じて聴覚研究の世界へ。1989年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(心理学)。現在、日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員・人間情報研究部長、東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム専攻連携教授。専門は心理物理学・認知神経科学
佐々木千恵[ササキチエ]
慶応義塾大学大学院英米文学専攻修了、ノンフィクションの翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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