絵本で読むバッハ

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  • サイズ A4判/ページ数 30p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784636814934
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0073

内容説明

この絵本ではバッハの生涯とその暮らしぶりが具体的に描かれ、そのころの世の中の様子がいっしょにみてとれるようになっています。カッセルの原稿審査員であり音楽家でもあるクリストフ・ハイムブーヒャーの文章と、教科書や児童書のイラストレーターとして有名なラーツェンのディートマー・グリーゼの挿絵があいまって、独自の新鮮なバッハ像を生み出し、この巨匠の生涯をわかりやすく生き生きと伝えています。

著者等紹介

ハイムブーヒャー,クリストフ[ハイムブーヒャー,クリストフ][Heimbucher,Christoph]
1968年生まれ。バッハの音楽を子守唄に聴きながら育つ。6歳でほとんどすべての鍵盤楽器を弾きこなし、様々なオーケストラでフルートも吹く。16歳で教会音楽家の仕事につき、その後ケルンの音楽学校に学ぶ。現在カッセルにあるベーレンライター社の原稿審査担当。フリーのジャーナリストとしても活躍。様々な合唱隊で通奏低音奏者として、アンサンブルの指導者としてバッハの音楽に接している

グリーゼ,ディートマー[グリーゼ,ディートマー][Griese,Dietmar]
1956年生まれ。デュッセルドルフのアカデミーで芸術教育、ハノーファーの単科大学でグラフィックデザインを学ぶ。学業と並行して、広告代理店でレイアウトとイラストの仕事に就く。1994年以来、様々な雑誌や書籍にフリーでイラストを描く。ハノーファー近郊在住。芸術、家具デザイン、哲学、政治に関心を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

41
絵本ではあるのですが、子どもの好むような絵ではないかもしれません。タッチが柔らかくなくて、私は好みではなかったです。文章が多くて、読み聞かせにも不向き。バッハの業績、素晴らしさが伝わってこなかったのは、私の理解力の無さと、絵から受ける暗い印象のせいかもしれません。2016/10/25

棕櫚木庵

26
大型絵本(30cm)だが,いわゆる“絵本”に比べ字が多い.絵本というより,各見開きごとに大きな挿絵が入っている本,という感じ.バッハの生涯と当時の社会の様子を辿る.最後の方,ヘンデルとの比較が興味深かった.絵はなんだか“バタ臭い”(失礼^^;).当時においてバッハは“偉大な芸術家”ではなく,教会付属の多忙な音楽専門職の人だったことがよく分かる.昔の研究者や芸術家・作家などがどうやって生計を立てていたのか(広くは,学問・芸術の担い手の社会的位置づけ),そんな一例として面白かった.→2022/05/12

みさどん

17
バッハのことはほとんど知らないので読んでみた。伝記を絵本形式にしたような一冊。訳がうまくいっていないのと、たくさんの資料を合わせたような話なのとで、ぶつ切りな感じで様子をつかみにくい。バッハの良さが表せていないんじゃないかな。才能あふれる気難しやな人だったのか、精力的に曲を作った人だということはわかった。2017/10/17

ゆきのひ

12
バッハは幼い頃に両親を失っても、兄がいたおかげで勉学を続けられ、その兄の下で音楽的知識の多くを学んだ。才ある人は意志が強いことをを思わせる。バッハはいつもよりよい生活を目指していたそうだ。貧しい経験があったからだろう。後半、同時代を生きたヘンデルの記述もあるが、生い立ちから経歴の違いから、人生とは何と面白いものだろうとつくづく思う。2016/09/04

ヨハネス

4
読友様ご紹介本。薄い薄い絵本なのに字が小さくて、大人向けのように見えます。でも口調は易しい「ですます」なので読み聞かせ用ですかね。ワイマールからケーテンへ職場を変えようとして牢屋に入れられたなど知らない話も盛りだくさんだし、カツラを外したバッハ像なんて初めて見た笑!教会カンタータしか演奏しないアマチュア団体を知っているけど、失われたカンタータが100曲も、もし見つかったら喜ぶだろうなあ。ライプチヒ市議会の厳しさもひどいが言うことを聞かないバッハも相当な人物だ。2022/08/31

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