内容説明
簡潔にまとめられた各時代の概説とおもな作曲家の紹介から成り、付録のCDによって、文中で紹介するおもな音楽作品も実際に聴くことができます。世界史・日本史のおもなできごとと対照できる簡略な年表も添え、より多角的に歴史をとらえる助けとしました。
目次
古代~中世~ルネサンスの時代(紀元前~16世紀)
バロック時代(16世紀末頃~18世紀中頃)
古典派の時代(18世紀中頃~19世紀前半)
ロマン派の時代(19世紀~20世紀初頭)
近・現代(19世紀終わり頃~20世紀)
著者等紹介
長沼由美[ナガヌマユミ]
東京芸術大学楽理科卒業。ヤマハミュージックメディアより楽典関連著作多数
二藤宏美[ニトウヒロミ]
東京芸術大学楽理科卒業。ヤマハミュージックメディアより楽典関連著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
武井 康則
7
古代から音楽の歴史が語られ、いわゆるクラシックと言われ、よく知るバッハなどが登場するのは30ページあたりから。その辺りから作曲家自身についての記述が増え、時代が下るごとにその分量は増えていく。とはいえ、一人当たり数ページであり、ⅭⅮはついているが、曲を知っていないと話にならない。クラシックが好きでよく知る者が確認で読むなり、辞書代わりに置いておくような性質の本。2023/12/21
さとまる
6
図書館本。古代ギリシャから現代音楽まで、クラシック音楽の歴史をざっくり学ぶことができる。附属のCDで実際に曲を聞くことも出来るが、こちらは触りだけなのでちょっと物足りない。それでも、普段聞くことのない中世音楽がどのようなものか実際に耳にできたのはよかった。不満点と言えばマーチ王スーザが取り上げられていないこと。吹奏楽をやっていれば誰もが聞いたことのある曲ばかりなのに。2024/12/22
nappa
4
最近、読書のおともにクラシックを流すようになったので、少し勉強。時代背景と主な音楽家の生涯が記されていてよかったです。その時代ごとの特徴も掴めました。CDも付いてるし、気になる曲が増えました。2015/02/18
ももも
1
CDついてるけど、すぐ終わっちゃう。覚えたいが頭に入らないけど、音楽の流れは掴めた、、、はず2024/02/08
sakase
0
クラシック大好きです。読みやすい音楽史です。2010/05/24