感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
46
華やかでなく派手さもない。自然に佇む情景と語り合っているかのような不思議な感覚に惹きこまれる。...ぼくは梓という名前がすきなんです...。作品集の巻頭数ページに綴られた「梓によせて」は、恋人への想いかと思った。作中に何度も登場する梓川の事なのだけど、上高地の四季、梓川を愛した人柄が伝わってきた。同じ場所で7,8年をかけて納得した風景を撮る事に深い愛情を感じ、写真からは愛された自然の風景、特に梓川の姿が伝わってきた。気に入ったのは、五月下旬撮影の「二リンソウと梓川」、11月中旬撮影の「晩秋のカラマツ林」。2021/12/09
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