内容説明
自分で「予備力」「頑張れる範囲」を想像し、更に体の能力を鍛えていく科学的方法とは―
目次
第1部 自分の体を知る(登山で必要とする身体的機能;登りの実力・下りの実力;自分の予備能を知るために;系統別臓器の実力とは;「体の実力」を確かめるためのテストと注意事項;生活習慣病対策としての「登山」;パワーアップのための「山トレーニング」;年代別「体」の変化)
第2部 臓器のはたらきとパワーアップ(活力の原動ポンプとエネルギーのパイプライン―循環器系(心臓・血管)
大気から酸素を取り込む玄関口―呼吸器系(気道・肺)
酸素を運ぶ宅配便―血液系(血液)
生体の化学工場であり清掃工場―代謝系(肝臓)
動くための燃料供給装置―消化器系(胃腸)
体の動き・働きを統合する司令塔―神経系(脳・脊髄・感覚器)
肉体の構造を維持する骨組みとスプリング―筋骨格系(筋肉と関節))
著者等紹介
齋藤繁[サイトウシゲル]
1961年群馬県高崎市生まれ。群馬大学大学院医学系研究科教授。大学での教職に加え、附属病院で麻酔科蘇生科診療科長、集中治療部長、高気圧酸素治療室長、緩和ケアセンター長、患者支援センター長などを兼務する。大学生時代にワンダーフォーゲル部に所属し国内各地で登山に励む。1992年日本ヒマラヤ協会クラウン峰登山隊に参加し、高所登山に関する医学研究に取り組む。その後、山岳イベントの医療支援活動や一般登山者の健康管理に関する啓蒙活動などを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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