内容説明
太陽に背を向けたデジタル生活が、現代人の心と健康を蝕んでいる。不眠、ストレス、疲労、うつなどあらゆる病気の原因を解決するお金も手間もかからない究極の健康法。
目次
第1章 地球の「自然」と生命の営み
第2章 生体の適応限界
第3章 太陽の恵みを受けない人間の出現
第4章 セロトニン神経とリズム運動
第5章 黄昏時から就寝まで、オキシトシンとメラトニンの役割
第6章 太陽の明暗周期は時計遺伝子に刻み込まれている
第7章 自然をリスペクトする生活とは
著者等紹介
有田秀穂[アリタヒデホ]
セロトニン研究の第一人者(医学博士)、メンタルヘルスを専門とする医師。内科医となって米国に留学、脳科学研究に従事。帰国して、坐禅の丹田呼吸法をサイエンスで研究、セロトニンとオキシトシンおよび前頭前野についてエビデンスを集積した。大学を定年退職(名誉教授)、独自の医学体系を礎に、下町アメ横にメンタルヘルスケア(心のリハビリ)をマネジメントするセロトニンDojoを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みかん
13
セロトニン不足になりやすい現代社会。 セロトニンと太陽の関係、脳内の仕組みからもセロトニンの必要性をわかりやすく、日常生活に取り入れやすく書かれていた。 現代のIT社会がセロトニン分泌を減らしてしまう環境だからこそ、意識して夕方からはアナログ生活をする。セロトニン、メラトニン、オキシトシンの脳内物質を一日の時間の流れの中で、上手に分泌する。 呼吸リズム運動、歩行リズム運動、咀嚼リズム運動を集中して行う。マインドフルネスやヨガも心身に良いことが分かる。 太陽いっぱい浴びて、自然治癒力を上げていこう。2022/05/16
やす
1
よくある本の一つ。 規則正しい健康的な生活について。2024/08/05
えび
1
職場には窓がなく、天気も分からないし太陽光も浴びられない。せめて休日だけでも、引きこもっていないで外に出て、日光にあたるようにしたい。朝の通勤時しか日光を浴びられない今の季節、平日はリズム運動をしよう。あと大豆製品、乳製品、バナナを食べる。2022/11/13
けい
1
セロトニンが太陽光と密接に関係しているのはわかった。 ただ筆者は話がそれがちな気がする。前半ほとんどが太陽の浴び方関係なく地学的な話が続くのでいらん情報がおおい。2019/08/03
桃の種
1
リズム行動を大切に。 自然に沿って生きる。2018/04/09