内容説明
現代病の大半は、歩かないことが原因だった。医者に払う金があるなら、靴に使え!歩くと寿命が延びるのはなぜ?歩行は、脳を変えて、人生を変える!
目次
第1章 病気の9割は歩くだけで治る!(現代病の大半は、歩かないことが原因だった;糖尿病、高血圧…生活習慣病は歩くほどに改善する ほか)
第2章 医療の常識に騙されるな(なぜ歩くことは国民運動にならないのか?;薬で老化は治りません ほか)
第3章 健康になる歩き方(正しく立つ3つのコツ;骨盤を意識すること、ありますか? ほか)
第4章 歩くと未来が変わる(セロトニン顔をめざそう!;歩くと頭が劇的に良くなる二つの理由 ほか)
著者等紹介
長尾和宏[ナガオカズヒロ]
1958年香川県生まれ。1984年東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局。1995年長尾クリニック開業。医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医、労働衛生コンサルタント。日本ホスピス在宅ケア研究会理事、日本慢性期医療協会理事、日本尊厳死協会副理事長、全国在宅療養支援診療所連絡会理事、エンドオブライフ・ケア協会理事。関西国際大学客員教授、東京医科大学客員教授(高齢総合医学講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
117
2015年発行。本棚整理目的で再読。町医者になって思ったことは、患者がくすりに頼りすぎであること。薬は3つ以上出しません、病気の大半は歩かなくなることで起こっています、という著者の主張は、その後大規模RCTで次々にエビデンスが発表されている。生活習慣病だけでなく、認知症、うつ、がんなど。近年の報告では、歩く速度も因子として注目されている。歩くことは強制されるものではなく、それによって幸せを感じることがないと続かないもの。著者のように忙しさにかまけて運動不足にならないように、仕事とのバランスが大事ですね。2022/10/02
布遊
61
内容はいろんなところで聴いたことがある内容だったが、分かり易くまとめてある。わたし自身、歩くことが一番と思っていたので、より確信が持てた。*認知症が始まりかかっている人が、50から3ずつ引きながら毎日1時間歩いていたら、アミロイドβの沈着が消えた*肩甲骨を動かしながら歩く*生きている限りは歩く。2020/01/05
sofia
53
週一でウオーキングしていますが、それだけではダメですね。「歩くだけで治る!」と言い切れない自分もいますが、歩くことがいいことだとはわかります。2018/12/04
七草
50
「歩くだけ」は言い過ぎにしても、歩くと病気は確実に良くなり、医者いらずになるという。歩くことが疎んじられている。江戸時代の庶民は一日3万歩歩いていたというから驚く。歩くと免疫細胞が活性化され、「幸せホルモン」のセロトニンが増えるという。医療は本来、食事療法、運動療法があって、3番目に薬物療法がくるはず。薬では根本的な解決にはならず、実際のところ薬漬けのケースも。製薬業界、国の魂胆がチラつく。人間が本来持つ自然治癒力を信じたい。意識して歩こうと思った。2025/10/04
パフちゃん@かのん変更
50
歩けば歩くほど、生活習慣病は良くなる。認知症の予防にもなる。不眠症も歩くだけで良くなる。朝日を浴びて歩くのが良い。歩いて自律神経を整えると腸が良くなる。脳も良くなる。歩くと「セロトニン」という幸せホルモンが出て気分がよくなる。などなど・・・2023/05/23




