内容説明
エキゾチックで香り高く、微妙で刺激的はるか昔から人々を魅了してきたスパイスのコンプリートガイドブック。
目次
1 スパイスのはるかな旅
2 スパイス図鑑(パラダイスグレイン;ディル ほか)
3 世界のミックススパイス(七味唐辛子;ゴマ塩 ほか)
4 スパイスのきいた料理(スープとオードブル;魚料理 ほか)
5 スパイスのある暮らし(いにしえのスパイスライフ;ポプリとポマンダー ほか)
著者等紹介
ノーマン,ジル[ノーマン,ジル][Norman,Jill]
世界の食材や料理に精通したイギリスのスパイス研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mae.dat
120
著者がイギリス人で、説明文の目線が日本人それとはちょっと違うのが楽しい。スパイスの見せ方が洒落ている。ただね、我ら日本が誇るワサビがね……粉ワサビと練りワサビ(チューブから絞られたもの)ってのは如何なのよ。また、日本料理の代表として挙げられているのか、かしわうどん。確かに七味の香りが楽しいけどさ。スパイスの効いた料理という認識は無かったよ。😅。 掲載されたミックススパイスや料理にも挑戦したいけど、余らせて、奥さんに叱られる未来が見えているからね。カタログとして眺めるのも楽しいよ。🙂。薬効!2020/10/11
アズル
15
読友様よりお借りし、とても面白かったので、購入。スパイス、と聞くとどうしてもインドを想起しがちな私でしたが、スパイスはインドのみならず! 出版社が、山と渓谷社、というのも、個人的に渋いと感じました。山渓、侮るべからずですね。2020/05/22
Kouro-hou
14
この本はいいものだ。レシピで「このスパイスを使え」と強調されているものがありまして、ソレを買ったのはいいものの他の使い道がイマイチわからずに賞味期限が切れたりします。私だけ?w そんなスパイス類を詳しく解説してくれる図鑑です。写真はなかなかスタイリッシュで、こんなカッコいい七味唐辛子の解説は初めて見たよ!各スパイスの主な用途や生成方法、歴史や薬効からミックススパイスの基本レシピ、スパイスポプリ等も掲載。各国スパイス使用レシピは水4.8ℓだったり8人前だったりと気軽ではないものの、実践として勉強になります。2014/06/12
お萩
5
後ろの方に付いているレシピも各国様々なメニューで楽しい。スパイスの歴史やわかりやすい写真があり読み込まずぱらぱらめくるだけでも楽しかった。2015/02/15
Levi
5
各種スパイスの解説から、世界各地のブレンドやお料理も載っていて、使える1冊です。2010/10/24