内容説明
今から約半世紀前、松浦輝夫、植村直己に続き日本人として初めてエヴェレストの頂上に立った著者が、登山家として、また企業人として語る成功の秘訣。
目次
1 山から学んできたこと
2 「第三の極地」に夢を馳せて―ヒマラヤとの出会い
3 初めてのヒマラヤ―アピ初登頂
4 僻遠の地、サイパル初登頂
5 日本人のエヴェレスト登頂
6 チベット遠征―2つの初登頂
7 仕事と山と人と
8 行動・体験・創造
9 山と自然が育む心
10 青年に贈る十章
著者等紹介
平林克敏[ヒラバヤシカツトシ]
1934年、長野県大町市に生まれる。県立大町高校を経て京都・同志社大学に入学、同時に山岳部に所属。’57年、同大卒業とともに関西電力(株)に入社、黒四建設事務所に勤務。’60年10月、(株)ダンロップ(住友ゴム工業(株)の前身)に入社。非タイヤ部門の事業で業績を伸ばし、’94年、住友ゴム欧州会社代表取締役社長兼会長としてベルギーのブリュッセルに駐在。この間、住友ゴム工業(株)の専務取締役に就任。’97年帰国。その後、住友ゴム工業(株)顧問、(株)ダンロップスポーツ代表取締役会長、中央ダンロップ(株)・住友ゴム特品販売(株)の各取締役を歴任。登山歴/’60年、同志社大学アピ登山隊副隊長として初登頂。’63年、同志社大学サイバル遠征隊副隊長として初登頂。その後ネパールの西から東へ約600kmの横断学術調査を完結。’64年、日本山岳会エヴェレスト登山企画委員。’70年、日本山岳会エヴェレスト登山隊に参加、日本人として初めて世界最高峰を極める。’85年、日中友好合同登山隊隊長としてナムナニ初登頂。2003~07年、公益社団法人日本山岳会・副会長(100周年記念実行委員長兼務)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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