出版社内容情報
地球沸騰化時代に適応[アダプテーション]せよ!
カーボンニュートラルを実現するだけでは、激甚災害や亜熱帯化する気候には対応できない。
自然災害や健康、水環境、生態系、そして農業、林業、漁業を含むあらゆる産業・経済活動のリスクに備えるために。
「気候変動適応」とは一体何なのか。
わかりやすい文章と実際の写真から具体的な「適応」への取り組みを紹介する。
また、気候変動適応の課題や現場での工夫、今後の展望なども盛り込み、気候変動下における新たな働き方(プラスの機会)についても多数紹介する。
国立環境研の公式サイト「A-PLAT」に数年にわたり掲載された記事を再構成し、各業界/関係者からの声や実例を追加。
誰にでもわかりやすく解説した「適応」の決定版!
内容説明
地球沸騰時代に適応せよ!カーボンニュートラルを実現するだけでは激甚災害や亜熱帯化する気候には対応できない。自然災害や健康、水環境、生態系、そして農業、林業、漁業を含むあらゆる産業・経済活動のリスクに備えるために。
目次
農業 AGRICULTURE
林業 FORESTRY
水産業 FISHERIES
水環境・水資源 WATER ENVIRONMENT AND WATER RESOURCES
自然生態系 NATURAL ECOSYSTEMS
自然災害・沿岸域 NATURAL DISASTERS AND COASTAL AREAS
健康 HUMAN HEALTH
産業・経済活動 INDUSTRIAL AND ECONOMIC ACTIVITIES
国民生活・都市生活 LIFE OF CITIZENRY AND URBAN LIFE
著者等紹介
肱岡靖明[ヒジオカヤスアキ]
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。国立環境研究所気候変動適応センターセンター長。東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻客員教授を併任。IPCC第二作業部会第五次評価報告書第24章(アジア)の統括執筆責任者、IPCC1.5℃特別報告書第3章代表執筆者。理科年表監修者。国際科学技術共同研究推進事業研究主幹
根本緑[ネモトミドリ]
気候変動適応センター高度技能専門員。日本の適応情報プラットフォーム「A‐PLAT」運営メンバーとして主要コンテンツ「地域インタビュー」を2018年より主幹。全国60以上の現場に出向き、適応の切り口で先行事例を発信し続けている。2021年より気候変動適応の認知向上のため広報戦略チームを発足。現場と研究を繋ぐコーディネーター役も担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。