山の本棚

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  • サイズ B6判/ページ数 472p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784635172127
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

出版社内容情報

古今東西、山と人、自然から生まれた言葉の森を、池内紀と歩く。

山岳関連書だけでなく、その選書はエッセイ、詩集、民俗学、小説、図鑑、技術書など多種多様。
ドイツ文学者にてエッセイイストであり、登山、散歩、旅を愛した池内紀が描く「山」の本の世界。

153回という、『山と溪谷』でも指折りの長期連載を単行本化!

内容説明

古今東西、山と人、自然から生まれた言葉の森を池内紀と歩く。『山と溪谷』誌上で12年に渡って綴られた書評エッセイ、全153回を完全収録。

目次

『飯田蛇笏集成』飯田蛇笏
『楢山節考』深沢七郎
「照葉樹林文化論」中尾佐助
『越後山岳』日本山岳会越後支部 編
「高野聖」泉鏡花
『山びとの記 木の国果無山脈』宇江敏勝
「湖畔手記」葛西善藏
『友へ贈る山の詩集』串田孫一、鳥見迅彦 編著
『日本山嶽志』高頭式 編纂
『戸隠の絵本』津村信夫
『ヒマラヤ文献目録』薬師義美 編
『高安犬物語』戸川幸夫
『山の人生』柳田國男 編
『強力伝』新田次郎
『富士山』草野心平
「秋山記行」鈴木牧之
『猪・鹿・狸』早川孝太郎
『蒙古高原横断記』東亜考古学会蒙古調査班
『川釣り』井伏鱒二
『山びこ学校』無着成恭 編〔ほか〕

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。『池内紀の仕事場』全8巻(みすず書房)、『山の朝霧 里の湯煙』(山と溪谷社)ほか、著訳書多数。『諷刺の文学』(白水社)で亀井勝一郎賞、『恩地孝四郎』(幻戯書房)で読売文学賞、『海山のあいだ』(マガジンハウス)で講談社エッセイ賞、『ファウスト』(集英社)で毎日出版文化賞、『カフカ小説全集』(白水社)で日本翻訳文化賞、『ゲーテさんこんばんは』(集英社)で桑原武夫学芸賞をそれぞれ受賞。2019年8月没。享年78(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

99
もう池内さんが亡くなってから4年もたっていたのですね。これは山の関連雑誌「山と渓谷」に12年間にわたって連載された書評集です。山に関する本が多いのは当たり前ですが、結構昆虫や動物関連や旅の本の書評も収められています。柳田国男は「遠野物語」ではなく「山の人生」が掲載されていたのには同感しました。それにしてもこのような本を読むと読みたくなる本が増えて困ります。2023/08/28

HANA

55
山や自然に纏わる本を融通無碍に紹介した一冊。名のある文豪の手による物があると思えば、地方の山岳会の記録的な物もあり、自然の中をそぞろ歩いた旅日記もありと、著者の手によって紹介されればどれも魅力的ならざる物は無いようである。特に惹かれるものは山中共古『甲斐の落葉』や柳田国男『秋風帖』、つげ義春『山野記』といった紀行文と各地の民俗が一体になったものかな。最近は気候や体調の事もあり長らく山に行っていないが、秋風が吹いて涼しくなる頃、本書で紹介された一冊を手にもって山路を行くのは何より素晴らしい事だろうと思う。2024/07/13

ショア

27
山に纏わる書評集。2007から19まで「山と溪谷」に連載した山の本棚。150冊以上を収録。山行・紀行以外にも動植物、写真集、俳人の書、風土記、地理、古地図、鉄道、建築、日本人の暮らしや思想、和菓子、等々幅広い。 読みたい本に付箋をつけていったらまたしてもライオンのタテガミのようになりました。 気になった本は読みたい本に登録済。検索しても出てこなかった本:「戸隠の絵本」「魚の四季」「焚火料理大全」「きのうの山 きょうの山」「アルプスのタルタラン」「日本九峯修行日記」「日本之山水 碧梧桐」「江戸前釣りの世界」2023/09/11

マッピー

16
『山と渓谷』という雑誌に連載された、山にまつわる本のブックガイド。目次が二段組みだったので恐る恐る読み始めたのだが、本文は一段だったので安心した。連載コラムらしく、一冊につき3ページ。ただし、登山小説だけではなく、広い意味での山にまつわる本だけですらなく、動物記、民俗学、江戸時代の暮らし、植物観察、料理、植草甚一など、興味の赴くままの選書。表紙絵や挿絵も著者の手によるもの。膨大なジャンルの本が収録されているのに、武田百合子の『富士日記』が入っていなかったな、と読み終わってぼんやり思った。2025/01/24

ひめぴょん

11
山で読む本でもいいし、山を思って読む本でもいい。読みたい本に出会える本。2023/08/12

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