らんぷの本
全共闘

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309727271
  • NDC分類 377.96
  • Cコード C0336

内容説明

初公開の写真とともに甦る“熱い季節”の精神史。1960年代~70年代、何もかもが熱かったあの時代を、もう一度ふりかえる。

目次

全共闘とは何か
写真を撮りながら、デモ隊の一員として
架空対談 全共闘―その精神の過去・現在・未来(前提的論点;全共闘運動;全共闘精神の現在・未来)

著者等紹介

茜三郎[アカネサブロウ]
1946年生まれ。65年、早稲田大学教育学部入学、69年、卒業。以降、フリーカメラマン

柴田弘美[シバタヒロミ]
1948年生まれ。69年、早稲田大学理工学部入学、のち、退学。以降、印刷関係の技術者として働くかたわら、思想・理論研究を持続
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

5
あの時代を知っている人にしか楽しめない本だと思う。時代を語る時の昂揚はものすごく伝わってくるのだけど、言葉の意味が、そして行間に横たわる当時の常識が分からないから置いていかれる。「団塊の世代」と「全共闘世代」が違うことも知らなかった。“全共闘世代というのは大学に入るなりして知識人的な世界に足を踏み入れた人間たちに関しての言葉だろう。”大学進学率20%の頃。とにかく全体に説明不足。自分たちと違う価値観をあまり認めようとしない頑なさが、読んでいて息苦しくてしょうがない。これでは今の若者の理解を求めようがない。2017/08/24

乱読家 護る会支持!

5
団塊世代からはアゴで使われ、団塊ジュニアからは突き上げられる中間世代の我々。団塊世代の象徴である学生運動。子供の頃に、テレビで見て、いったいこいつら何者やねんと思っていました。大学に入ったら、政治的なアピールのようなデカイ手書き看板。就職したら組合の集会は、スクラム組んで歌うたって鉢巻しめて、でも会社ではめっちゃ会社人間の皆さん。学生運動っていったい何だったのかと疑問に思い読みましたか、、、やっぱり意味わからん。。。こいつらはみんな、お子ちゃまだったのだろうと思うことにしました。2015/02/15

そーすけ

2
87*そうか、まだまだ大学私学率が低い時代か。2020/03/30

t_hirosaki(t_hirosaki)

1
名前だけは知っているけど詳しいことは何も知らない謎の言葉「全共闘」。その時代に生きた人たちは誰しも権利の主張に自覚的で、反骨精神に溢れていて……あるいは逆に、どんな理想を掲げていても結局はテロリストじゃないかと非難したり……。実体を知らないくせにそんなイメージだけで語ってたこの時代のことが、少なくともそれまでよりはずっと正当に理解できた気がします。「この時代の人たちのこと、よく知らなかったけど、意外と俺らと変わんねーのな」という理解が恐らく最も正当。極端な美化でも攻撃でもなく、ただ僅かの感嘆を添えて。2011/01/11

渋谷英男

0
さっぱりわからない。☆12021/04/23

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