出版社内容情報
数学のメガネをかけて日常の風景を眺めてみよう。読後ガラッと世界が変わって見える!
柔軟な発想力や数学センスが身に付く 数学小話33編
何気ない日常も「数学」というフィルターを通して眺めてみると、新鮮な驚きや発見に満ち溢れます。
筑波大学の数学の教授でCGや折紙、幾何学などを専門にする著者が、日々の生活の中に散りばめられた数学の破片を拾い集め、数学的なものの見方やそのおもしろさを、やさしく丁寧に解説!
ジャンケンのトーナメントではパーが最強って本当?
解けたら1億円もらえる数学的難問って?
三日月の正しい形、あなたは描ける?
プラレールが30本あれば200年遊び続けられる?
お正月恒例けん玉チャレンジの成功率ってどのくらい?
どんな人数でも新幹線の座席にあまりなく座れる?
など、誰にとっても身近な話題に隠れた法則やひっかけを、数学的に読み解きます。
頭で考え、時には工作して楽しい数学話が33編。
100点以上の豊富な図表で、難しい数式は読み飛ばしても大丈夫!
文系も理系も、大人も子どもも、あっという間に数学が好きになる!
中学生以上の全ての人に読んでほしい一冊です。
内容説明
いろいろなものを注意深く観察すると、そこにはさまざまな数学があります。数学を通して理解を深めるプロセスは、ちょっとした発見と新しい驚きを伴う、とても楽しい営みです。高度な数学の知識は必要ありません。
目次
第1章 身の回りの数と形の不思議(ジャンケントーナメントではパーが最強!?;種も仕掛けもある算数マジック;身の回りにある数字、最も多く使われているものは?;光が作る円錐曲線;三日月の正しい形は? ほか)
第2章 触って作って感じる数学(積み木の片づけを楽しむ;綿棒が作る不思議な曲面一葉双曲面;プラレールのレールが30本あれば200年以上遊べる;一周して戻ってくるプラレールのレイアウトを作るのは簡単?難しい?;円周率を見る ほか)
著者等紹介
三谷純[ミタニジュン]
筑波大学システム情報系教授。コンピュータ・グラフィックスに関する研究に従事。1975年静岡県生まれ。2004年東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2005年理化学研究所研究員。2006年筑波大学システム情報工学研究科講師。2015年より現職。日本折紙学会評議員。2006年~2009年に科学技術振興機構さきがけ研究員として折紙の研究に従事。コンピュータを用いた折紙の設計技法などに関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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