内容説明
数多い昆虫のなかでもよく見られる基本種を中心に約750種紹介。似たもの同士の違いが、一目瞭然でわかる!
目次
身近な虫(アゲハチョウのなかま;白いチョウ・黄色いチョウ;青いシジミチョウのなかま ほか)
里山の虫(ヤママユガのなかま;シタバガのなかま;枯れ葉にそっくりなガ ほか)
珍しい虫(春に姿を現すチョウ;水を吸いに来るチョウ;高原で出会うチョウ ほか)
著者等紹介
永幡嘉之[ナガハタヨシユキ]
1973年兵庫県生まれ。自然写真家。東北地方と極東ロシアの自然を比較しながら、里山の姿を描き出すことと、世界のブナの森を訪ね、そこに暮らす動植物を調べることを、2つのライフワークにしている。日本チョウ類保全協会理事
奥山清市[オクヤマセイイチ]
1970年山形県生まれ。1995年より伊丹市昆虫館に勤務。現在は同館館長を務める傍ら、昆虫たちをパートナーに「学び」「驚き」「笑い」「癒し」を多くの方に届ける手段として、写真撮影にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
24
2017年6月発行。図書館同僚の間で話題になった本。ハチやムカデなどに遭遇した時、これは危ないのかどうか(さすがにスズメバチはわかるが)なんてことがこの本でよくわかる。撮影が美しく、標本タイプではないので虫に対する、いや、こういう形態に作ったおおいなる存在?に敬意すら覚える。2021/08/30
遠い日
11
好きでも、素人にはわかりにくい似た者同士の昆虫たち。鮮やかな写真で見比べれば、違いが一目瞭然。実際に採って見比べることをするのがいちばんだけれど、そこまではできないわたしには、この手の図鑑がとっても楽しい。2017/12/28
朝露
3
幼い頃はあんなに大好きだったのにいつから虫が苦手になったのだろうと思い手に取った。図鑑を通読するのは小学生ぶりだがワクワクが止まらなかった。この図鑑は羽の色ごとに蝶や蛾を並べたり、見分けにくい虫を近くに配置したり、ライト層向けにわかりやすくする工夫が随所になされていた。昆虫採集は難しくてもスマホに収めることはできる。散歩や通勤が楽しくなりそうだ。2022/07/30
ris3901
3
独自の分類方法で、印象的な昆虫を中心に掲載。図鑑の次に持つと良いかと思いました。山と渓谷社、くらべてわかる図鑑シリーズは他にも動植物あり。中学~2017/08/27
luckyair
2
虫が嫌いな人も引き込む分かりやすさと種類の多さ。子どものみならず、好奇心のある大人にもおすすめ。★★★☆2017/09/01