内容説明
あしたの散歩が、今日よりもっと楽しくなる、いちばん身近な100種の図鑑。道端や空き地、河原で出会える、身近な雑草の花を選抜。街なかでの雑草の花の姿がわかる、読んで楽しい解説が満載!
目次
白い花(実の形からぺんぺん草の名も ナズナ;花の下には、丸い軍配形のタネ マメグンバイナズナ ほか)
黄色い花(米粒のように小さいツメクサ コメツブツメクサ;白くモサモサした茎に注目 ハハコグサ ほか)
赤色・ピンク色の花(ツブツブの花があかまんま イヌタデ;小さな花が赤と白に染め分けられて ミズヒキ ほか)
青色・紫色の花(小さな日本のわすれな草 キュウリグサ;漢字で納得「葉内花」 ハナイバナ ほか)
緑色・茶色の花(みかんによく似た小さな果実 コミカンソウ;花が咲いても誰も気がつかない ナガエコミカンソウ ほか)
著者等紹介
〓橋修[タカハシオサム]
植物写真家・植物探検家。兵庫県西宮市生まれ。甲南大学文学部卒。山専門の旅行会社アルパインツアーサービス(株)退社後、海専門旅行会社に勤務。その後植物写真家として独立、植物写真家の木原浩氏に師事。今も植物の撮影と探検のために、日本各地、世界各地に飛び回る。植物写真講座「ボタハイ」主催。Yamakei Onlineのヤマヤのたしなみ連載中。植物関連著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
81
最近雑草にハマって、いろいろな図鑑や本を読んでいる。その中でもこの本は雑草の花が載っていて楽しい本だ。写真もきれいでわかりやすい。図書館本2024/04/28
はな*
17
道端のコンクリートの隙間、街路樹の足元、庭の隅っこなど身近な場所で出合う草花たち100種。花色別に分類され、花の大きさが小→大の順に並べられている。とても見やすい。数年前から我が家の薄暗い場所で咲いている花が"ペラペラヨメナ"と判明。白~薄桃色の乙女チックな花にかわいそうと言うか雑な名前。いろいろな発見の中ビックリNo.1は"ヒメジオン"と思っていたのが"ヒメジョオン"だったこと。漢字を見て納得。姫女菀(ヒメジョオン)→お姫様のように小さい菊、春紫菀(ハルジオン)→春に咲く紫色の菊の意。なるほど~!2023/02/26
Aby
7
道端の小さな植物.見開きで一つの花を写真とともに解説.◆私が住んでいるところには生えていない植物を見てみたい.2023/06/11
kaz
4
よく見かける雑草も多いが、なかなか名前を覚えられない。図書館の内容紹介は『あしたの散歩が今日よりもっと楽しくなる! 道端や空き地、河原で出会える身近な雑草の花100種+αをセレクト。特徴的な見た目や名前の由来からつけたキャッチフレーズとともに、写真とイラストを掲載して紹介する』。 2022/10/06
やご
3
植物図鑑です。企画として秀逸。身近で見ることができる雑草の花を100種選んだものです。学問的に分類したり網羅したものではなく、あくまで一般の人が日常的に使えるように、という実用性重視の内容になっています。新書サイズで100種にしぼったことで厚さ重さも手ごろ、シリーズ名通り、散歩に持って歩いても邪魔にならない大きさです。白・黄・赤・青等と、花の色でまとめているのも、特徴を平易な文章で教えてくれる解説も、調べやすくてよいです。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1320.htm2022/09/23
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