出版社内容情報
こどもの成長に「遊び」は欠かせない。
かつてこどもだった親たちが現代のこどもに伝えたい創造性や自由がここに。
メンコ、ベーゴマ、馬乗り、ちゃんばらごっこ、鉛筆戦争、ゴム跳び、おはじき、あやとり、みかん釣りなどなど。
こどもたちは家を飛び出し、町内の路地や裏の空き地、神社の境内に集まった。そして、ありとあらゆるものを使って、自由奔放・天真爛漫に遊んでいた。
それは、こどもの特権だった。そんな活気に満ちた元気いっぱいの日々が、今、ここに。
本書は単なる遊びの手引きではない。
健康とはなにか。創造性とはなにか。
自由を謳歌するとはどういうことか。
子を持つ父親や母親自身がひとつひとつの遊びを通して熱い思い出をこどもたちにも語り継げる。
かつてこどもであった自分自身を媒介にして、こどもを考え、また親と子を結ぶ絆について考えるきっかけともなる一冊。
内容説明
昔、路地や空き地はいつでもどこでもこどもたちの明るい歓声や笑い声が響き、元気に育つことだけを願った親の目を細めさせた―。緻密なイラストで各地の習俗や伝統芸、職人技を記録してきた遠藤ケイによる、昭和のこどもたちの遊びの記録。あのころ、こどもたちは遊びを通じてさまざまなことを学んだ。かつてこどもだった父親や母親が自分自身を媒介にして大切なものを伝えつつ、親子の絆について考えるきっかけとしたい、不滅のロングセラー。
目次
男の子編(ベーゴマ;ビーダマ;メンコ;クギ遊び;たが回し ほか)
女の子編(ゴム跳び;縄跳び;かごめかごめ;とうりゃんせ;鬼ごっこ ほか)
著者等紹介
遠藤ケイ[エンドウケイ]
1944年、新潟県三条市に生まれる。長年、房総半島の山中で暮らしながら、日本各地の生活、労働習俗を実践的に取材し、世界各地を旅したあと、20余年前に、故郷新潟の雪深い山麓に居を移して、自然の暮らしをしながら、ライフワークの民俗学研究や執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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