出版社内容情報
魔女との関わりを知れる38の植物たち!
魔女から身を守る薬草―オレガノ カノコソウ
魔法の杖―アーモンド
女性のための薬草―ヨモギ
「魔女と植物」という組み合わせについてはそれほど違和感を持たれないと思う。というのは、魔女は強烈な有毒植物を使って人間に害を与える邪悪な女性だったというイメージがあり、また、魔女は薬草について豊富な知識を持っていて、それを用いて人のためになる医療行為を行う「賢い女」だったというイメージもある。つまり、良いも悪いも、魔女のイメージは植物と結びついているからだ。
本書は、その「魔女と植物」を結びつける歴史的背景やその関わりを、37種類の植物とそれにまつわる伝説やエピソードとともに解説する。
※本書は2014年2月に発刊された『不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書』を再構成し、加筆修正のうえ、文庫化したものです。
内容説明
「魔女と植物」という組み合わせには、それほど違和感を持たれないと思う。魔女には有毒植物を使って人間に害を与える邪悪な女性だったとか、豊富な薬草の知識を用いて人のためになる医療行為を行う「賢い女」だったというイメージがあり、良くも悪くも、植物と結びついているからだ。本書では、昔話や伝説などを紐解きながら、魔女に関わりのある植物について紹介する。ここは魔女が織りなす「魔女の植物園」の入り口である。
目次
第1章 魔女が作る薬草料理(魔女の薬草料理;ヴァルプルギスの夜の料理 ほか)
第2章 魔力を秘めた植物たち(女が空を飛ぶのは植物の力;魔法の杖 ほか)
第3章 幸せをもたらす植物(富をもたらす木ハシバミ;ホレおばさんからの贈り物―最高の家庭薬 ほか)
第4章 魔女の植物が見られるドイツの植物園(修道院の薬草園;大学の植物園 ほか)
著者等紹介
西村佑子[ニシムラユウコ]
早稲田大学大学院修士課程修了。青山学院大学、成蹊大学などの講師を経て、現在はNHK文化センター(柏・千葉教室)講師。これまでに「グリム童話の魔女たち」展(栃木県いしばし町グリムの館)や「魔女の秘密展」(東映、中日新聞社企画)の監修に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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