ヤマケイ文庫<br> カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?

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ヤマケイ文庫
カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?

  • 松原 始【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635049566
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0145

内容説明

かわいい、怖い、賢い、頭が悪い、汚い、ずるい―人間が動物たちに抱いているイメージは果たして本当か?カラスの研究者である著者が動物行動学の視点から、さまざまな動物たちにつきまとう「誤解」をときあかしていく。一匹狼は、孤独を好んでいるわけじゃない。ハゲタカは、ハゲだから清潔に生きられるのだ!真剣で切実で、ちょっと適当だったりもする彼らの真の生きざまが見えてくる一冊。文庫化にあたり書き下ろしのエッセイと新規イラストを収録。

目次

1 見た目の誤解(「かわいい」と「怖い」―カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯;「美しい」と「醜い」―ハゲタカはハゲだから清潔に生きられるのだ;「きれい」と「汚い」―チョウは花だけじゃなく糞にもとまる)
2 性格の誤解(「賢い」と「頭が悪い」―鏡像認知できるハトとできないカラス、賢いのはどっち?;「やさしい」と「ずるい」―カッコウの托卵は信じられないほどリスキー;「怠けもの」と「働きもの」―ナマケモノは背中でせっせとコケを育てている ほか)
3 生き方の誤解(「群れる」と「孤独」―一匹狼は孤独を好んでいるわけじゃない;「亭主関白」と「恐妻家」―ライオンのオスはトロフィー・ハズバンド;「子煩悩」と「放任主義」―カラスの夫婦だって子育てに苦労する)

著者等紹介

松原始[マツバラハジメ]
1969年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館・特任准教授。研究テーマはカラスの行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

22
カラス博士の松原始さん、なんとヤマケイ文庫(山と渓谷社)からも本を出してたんですね!丸善のヤマケイ文庫フェアで購入。動物の行動を擬人化して解釈する事から一旦離れないと正確なフィールドワークは出来ないとしつこい位に主張しています。やれ感謝しているとか、謝っているとか、あまっさえ恩返しだとか、童話の読みすぎではないかと!その上で頭を上げ下げしたとか、客観的動作で記録するのが正しいそうです。カラス初めペンギン、カッコウ(托卵)、蝙蝠などの面白話。哺乳類全体の半分以上がネズミとコウモリだって知ってました?2023/04/25

瀧ながれ

15
動物たちについて、わたしたち人間が自分の尺度で勝手にイメージしていること。それらについて一度きちんと考えてみようかと思わせる本。「群れを作る/作らない」のにもきちんと理由があり、「カップルになる/ならない」や、子育てのやり方なども、その生物の生育環境によって納得のいく理由があるのだと、考えてみれば当然のことを、簡潔ながら丁寧に解説してくれた。いろんな生物が登場するので、どこをつまんでも興味深い。人間の感情に沿って彼らを見ては、動物行動の本当のおもしろさを見失うのだな。2023/04/26

朔麻

5
カラス以外の動物に関しても研究しているのだなぁと感じた。動物の行動が人間からみてどうなのかと、実際の動物にとってどうなのかは違うのよ、と言いたいのだろうか。人間にとっては残酷・酷いと思う行動も、動物にとっては必要なことだったりするんだぞ。と解釈した。

のじ

4
鳥や動物たちの生態をみるとき、人間は自分たちの価値観で見てしまうけれどそれは違いますよ、ということをさまざまな例を挙げて説明している本。わかりやすく書かれているし、そうだったのかー、と思わされることも多いです。松原さんの本はカラスの教科書を読んでから何冊か読んでいて、当たりはずれはあるかもしれないけれど、どれもわかりやすく書かれていて、読んだあとに身近な生き物を見るとちょっとだけ世界がちがって見えるようにおもいます。2023/01/19

斯波

1
それぞれの動物について、ほおお!ってなったし カラス🐦‍⬛って可愛くないですか!? 飼いたい。飼いたいけど飼えないのよね🥺 2023/11/08

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