ヤマケイ文庫<br> 完本 山靴の音

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ヤマケイ文庫
完本 山靴の音

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  • サイズ A6判/ページ数 453p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635048583
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0175

内容説明

17歳で両足指をすべて失った青年は再び山をめざし、トップクライマーとして知られるようになった。日本人として初めてマッターホルン北壁登攀に成功した芳野満彦は、登山のかたわらで山への憧憬や登攀の印象を詩面に表わし、幅広い登山者の共感を得た。初版から6度版を重ね、約60年にわたって読み継がれてきた名作の完全版。

目次

青春の日の記録(八ヶ岳遭難;風雪の富士山頂 ほか)
徳沢の生活(雪山をみつめて;ちぎれ雲 ほか)
詩と散文詩(山靴の音;ケルン ほか)
ヨーロッパ・アルプスへ(脱出・アイガー北壁;マッターホルン北壁 ほか)

著者等紹介

芳野満彦[ヨシノミツヒコ]
1931(昭和6)年、東京・荒川区生まれ。早稲田高等学校在学中の17歳の冬に八ヶ岳で遭難。友人は凍死し、自身も両足指をすべて失ったが、再び山をめざし、クライマーとして活躍。無雪期の滝谷グレポン初登攀のほか、前穂高岳四峰正面壁、北岳バットレス中央稜、剣岳チンネ正面岩壁などの冬季初登攀を成し遂げ、「5文足のクライマー」の異名をとる。1950(昭和25)年から数年にわたって上高地・徳澤園の冬季小屋の小屋番としてひとり厳冬期の穂高に滞在し、詩や絵などの作品を制作。1958(昭和33)年には上田哲農、奥山章、安川茂雄らと第二次RCC結成に参加する。1963(昭和38)年にはヨーロッパに渡り、アイガー北壁に挑戦。その2年後にマッターホルン北壁登攀に成功し、日本人クライマーとして初めてヨーロッパアルプス三大北壁登攀に成功した。その後、日本初の山岳専門旅行社の立ち上げやスポーツ用品店経営など実業界で活躍するかたわら、絵画制作や執筆を続け、2012年、80歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケニオミ

8
確か日経の「2018年度私が選ぶ今年の3作(?)」に選ばれていた作品です。常日頃山岳遭難については興味がありますので、手に取りました。一等最初の、著者が高校時代に遭難し、友人を失った経験については、興味深く読みました。しかし、その後の、日本における各種山岳経験については、専門用語を多用しているせいもあり、十分に感情移入することができませんでした。その結果、途中撤退引き揚げです。2019/01/27

黒田 (温泉)

2
『山靴の音』は、新田次郎の小説『栄光の岩壁』のモデルとなったクライマー、芳野満彦の自伝である。 高校時代に厳冬期の八ヶ岳で遭難し、友人と両足指を失った彼は、山に活路を見出だし再び山を目指した。 厳しいクライミングに情熱を傾け、国内の数々の岩壁で初登攀を成し遂げた後、日本人として初めてマッターホルン北壁を登攀するという快挙を成し遂げる。 しかし、その後の彼は……。 本書は、芳野満彦の登攀記録や散文、詩、絵画などをまとめたもの。 遭難の悲しみやハンディキャップを乗り越えた一登山家の心の声が聞こえて来る。

ポンくん

1
自宅にあり。この時代にすごい登山家がいたもんだ。次は当人が主人公の作品「栄光の岩壁」に行こう2019/06/13

K T

0
のっけから人が死ぬのが辛くて読む進むのに時間がかかった。2025/01/18

Kudo Atsushi

0
高校生が克服できる遭難経験とは思えない。2024/08/03

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