出版社内容情報
近代アルピニズムの黎明期、昭和初期から30年代までの穂高連峰で起きた山岳遭難の歴史を振り返り、若くして逝った登山家たちの群像を描いた話題作の文庫化。
内容説明
近代アルピニズムの黎明期、その揺籃の地となった槍・穂高連峰では、数々の輝かしい初登攀の記録が打ち立てられたが、その陰で凄惨な遭難事故も起きていた。そのなかには歴史に名を残す著名な登山家も数多く、加藤文太郎(北鎌尾根)、大島亮吉(前穂北尾根)、松濤明(北鎌尾根)なども含まれていた。槍・穂高の登山史を振り返りながら、若くして山に逝った登山家たちの青春群像を描いた話題作。
目次
乗鞍山上の氷雨
北尾根に死す
アルプスの暗い夏
雪山に逝ける人びと
大いなる墓標
微笑むデスマスク
“松高”山岳部の栄光と悲劇
ある山岳画家の生涯
一登山家の遺書
「ナイロン・ザイル事件」前後
滝谷への挽歌
著者等紹介
安川茂雄[ヤスカワシゲオ]
1925年東京出身。昭和時代の登山家、登山史研究家。早稲田大学文学部仏文科卒業。三笠書房、朋文堂などの出版社勤務のかたわら、『霧の山』などの山岳小説を発表。本名は長越茂雄。昭和41年には、RCCヒンズークシ登山隊長をつとめる。1977年10月逝去、享年51(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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