ヤマケイ文庫<br> 日本人の冒険と「創造的な登山」―本多勝一ベストセレクション

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ヤマケイ文庫
日本人の冒険と「創造的な登山」―本多勝一ベストセレクション

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  • サイズ A6判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635047418
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0175

内容説明

『戦場の村』など数々のルポルタージュを発表してきた本多勝一氏の、冒険と登山をテーマにしたいくつかの著作を一冊に集めたベストセレクション。『冒険と日本人』『新版・山を考える』『リーダーは何をしていたか』の3冊のなかから、評論と現場からのレポートを中心に再編集し一冊にまとめたもの。代表作である『「創造的登山」とは何か』をはじめ、日本人の冒険論、遭難の報道記事などで構成されている。解説に角幡唯介氏の『「反体制」としての冒険』。

目次

第1章 冒険と日本人(冒険と日本人―冒険的な現象に対する日本人の社会的反応について;「探検の大衆化時代」の意味 ほか)
第2章 山を考える(「創造的な登山」とは何か;ヒマラヤ堕落論 ほか)
第3章 遭難の報道記事(画期的な遭難報道;槍ヶ岳の三重遭難 ほか)
第4章 リーダーは何をしていたか(逗子開成高校の北アルプス遭難;航空高専の中央アルプス遭難 ほか)

著者等紹介

本多勝一[ホンダカツイチ]
1931年、長野県・伊那谷生まれ。京都大学では山岳部に所属、のちに探検部を創立。「朝日新聞」記者を経て、現在、『週刊金曜日』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

8
本多勝一氏の過去の著作から選り抜きを再構成した一冊。 2010年代になって、もはや未踏の場所はないことを前提に、文明の恩恵を断ち切って生身の状態で厳しい自然に向きあう「脱システム」という考え方を角幡唯介氏が新たな冒険観として提示しましたが、本書の原稿が編まれた1960年代はまだまだ未知、未踏の場所やラインを求めることへの未練が色濃く残っており、50年近い時代の移り変わりを感じました。 本書の解説を角幡氏が記しているのは、冒険家のバトンが次の世代に引き継がれたことを象徴しているようでした。2018/06/26

壱萬参仟縁

7
サングラス姿の著者しか知らなかったので、表紙裏の若い時の写真は新鮮(笑)。京大の山岳部出身とは知っていたが、日本人の冒険心が経済復活の鍵かと思える。その点、海外に出たがらない若者を言われることがあるが、本書に通じるものを直観した。探検とも本多氏は指摘する(25頁)。冒険しなくて何が人生だ。それは20代の私の価値観であった。30代で脆くも冒険人生を崩され、40代でツケを払うことになるとは(苦笑)。探検・冒険・放浪。新しい自分を見つけることは人生上は大事。しかし、いったん組織を出ると戻れないのが硬直な日本村。2013/04/14

ふーてー

4
「地図のない場所で眠りたい」で角幡さんが強く影響を受けたと紹介していたので、読んでみた。確かに、「地図のない〜」で角幡さんが語っていたのとかなり近いことが、その時代の口調で語られている。ほとんど登山もしないし探検部出身でもないのであまり身近な話ではなかったけれど、探検部が本当に「探検とは何か」をこんなに真剣に考えているとは、おもしろかった。スポーツになった登山を象徴するような、イッテQの登山を本多勝一さんはどう見ているんだろう。学校の登山部の遭難については、学校の部活顧問全般に言えることだろうと思った。2016/10/31

ガミ〜

3
大学の部室にあった『冒険と日本人』に衝撃を受けて以来の再読だったが、"「創造的な登山」とは何か"はとくに隅々まで鮮明すぎるほど覚えており、とても二十数年ぶりとは思えなかった。ぼく自身パイオニア=ワークのような何かをめざして今でもあがいているが、本多氏の影響どころかほとんど丸パクリであったことに気づかされガク然とした。また、かねてから「アドベンチャーレース」という競技に違和感を感じていたが、あれはやはりジェットコースターと同種のスリルであり、本質的には冒険とは無縁であることを確信した。2016/08/26

yamakujira

2
読んだことのある文章だと思ったら、過去に出版された「冒険と日本人」「山を考える」「リーダーは何をしていたか」と記者時代にものした記事から再録したらしい。パイオニアワークについて論考する前半は退屈で、言葉遊びとも思えるが、それは読み手のレベルの問題だろう。後半の遭難事故の検証は興味深いが、これについては「リーダーは何をしていたか」を読んだ方がいいと思う。著者の自選による撰集だから、なんだか思い出のアルバムにつきあったような気分だった。 (★★☆☆☆)2013/06/05

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