ヤマケイ山学選書<br> マタギに学ぶ登山技術―山のプロが教える古くて新しい知恵

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ヤマケイ山学選書
マタギに学ぶ登山技術―山のプロが教える古くて新しい知恵

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  • サイズ B40判/ページ数 237p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784635040839
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0275

目次

1 マタギは私たち登山者の大先輩
2 下界の摂生した生活がマタギの始まり
3 着実にしかも自然を壊さずに歩く術
4 軽快に山を歩くためのウェアと道具
5 マタギ料理はダイエット料理
6 山中で快適に暮らす術
7 秘伝、自然の工夫・利用術
8 マタギ流SOSからの回避

著者等紹介

工藤隆雄[クドウタカオ]
1953年、青森市生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。毎日児童小説優秀作品賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞等を受賞。日本大学芸術学部文芸学科講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LaVieHeart

10
30年以上前の古い書だが、タイトル通り、マタギの山との向き合い方を紐解き登山に応用しようという一冊。マタギはスゴい。月に一度山に行くかどうかの私が「次回からチャレンジしてみる!」といえる事は少なかったけれど、知識として頭の片隅にあれば、すわという時に役立つ事もあるのではないかと思う内容だった。 とにかく科学的根拠ではなく体感として身に付いているものなのに、全て道理にかなっているのがスゴい。 熊に遭ったら身の回りの物を投げながら逃げる、というのが、黄泉から逃げる伊邪那岐みたいだなぁとちょっと面白かった(笑)2025/01/15

skr-shower

4
友人本。文章化されず失われた技術や知識も多いと思う。普通のハイキング登山に必要なくても、緊急事態に備えて参考にする分には良いかも。2020/09/24

金目

4
マタギの経験則に基づく山の歩き方。基本的には無理をしないし、山に無理をさせないという考え方らしい。細かい所では人によって意見が異なり、知識が各々の経験で受け継がれてきたんだなと感じる。山の神とか一見迷信っぽいしきたりにも、もともとは山をおろそかにしないとか集中を切らさないとかの根拠があったんだろうなぁ2019/05/18

なか

4
・p12 「本当は殺生したくない。しかし、昔から山で生活していくためには獣を殺して売らないと生きていけない。殺すたびに鬼のような気持にならなければならない。また鬼(き)になる。それが変じてマタギになったといわれている。 ・p198 「熊にあったら帽子でもザックでも何でもいいから自分の身の回りにあるものを放り投げることだ。熊というのはなぜかわからないが、最初に投げられたものに噛みつく修正がある。」 2018/01/20

おこげ

4
優しさとは、相手より優れた状態でなければ表す事が難しいと聞いたことがあるけど、確かに疲れが混んできたらソフトに歩くのが難しいので、いかにマタギの方の能力が豊かであるかを実感した。富士山より白神山地に行きたくなっちゃったな。2015/07/05

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