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内容説明
孤独の中で人生の真実を問い続け、「大人社会」と格闘しながら急逝した弟の全てを書き下ろす話題作。〈家族の絆とは何か〉を問いかける感動の一冊。
目次
第1章 弟豊の静かな涙
第2章 怒り、反抗する理由
第3章 謎のニューヨーク行き
第4章 豊が語った心の傷
第5章 その日の朝
終章 最高のことばを遺して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっさん
3
尾崎豊が亡くなってちょうど20年。もうすぐそれに合わせて尾崎豊の特別展が開かれるということで、1度尾崎豊に関連する書籍に目を通しておこうとおもい兄尾崎康さんの著書を読んでみました。お兄さんの立場から書かれているため内容は密になってます。尾崎の死について述べている箇所は読んでいてとても心苦しかったです。2012/08/26
ごまこ
3
尾崎強化月間その3。実兄の本。わからない部分はわからないと書き、無理に空白を埋めようとしていないところがいい。弟が巻き込まれた様々な問題について、かなり具体的に知っているようである。尾崎最期の一夜に居合わせた人なので、生と死の間で悶絶する尾崎の姿もしっかりと記されている。壮絶な死に際だったようだ。合掌。2011/04/25
青空
1
尾崎豊の歌を学生の時から今まで聞いてきたが、関連する本を読んだのは、今回が初めてだった。 特に、作家さんが尾崎豊の実兄だから、果たしてどんな内容なんだろう期待満々だった。すごく客観的に書こうと努力したことを感じられたし、美化しようとすることもなく、書こうとしたことが見えたようだ。 人々が言う尾崎じゃなくて、ほかの尾崎を見られたようでもっと良かった。 読んでよかった。2022/01/02
ユウ
1
尾崎豊の実兄、尾崎康の手による一冊。尾崎豊の人間らしさ、葛藤、支配への反発心、純粋さ。色々なものが滲み見えてくる。同時に尾崎康自身も同様の純粋さを有している(あるいは尾崎豊から受け取っている)ことが窺われる。弟が目の前で死んだというのはキツいだろうな。2020/02/15
みてみて
1
尾崎信者にとっては定番の本であろう一冊。尾崎豊の短い一生が実兄によって断片的に記されている。肉親の目を通して見る尾崎豊の姿は、大衆のイメージする「不良」「覚せい剤」「変死」を払拭する……とまではいかないが、この本を一通り読めば新たな尾崎豊の像が出来上がるのは確かである。それにしても、死際の回想シーンは読んでいて息が詰まるほど痛々しい。2014/10/28
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