目次
序章 新羅の国家統合過程に関する問題点と新たな視点
第1章 唐人郭行節墓誌からみえる六七一年の新羅征討軍
第2章 羅唐戦争終結期の新羅の対唐意識
第3章 黒歯常之・俊親子の事績とその墓誌の制作背景
第4章 在唐百済遺民の存在様態と熊津都督府の建安移転
第5章 在唐高句麗遺民の存在様態
第6章 武周・開元期の王権と百済・高句麗遺民
第7章 新羅による安勝の「高句麗王」「報徳王」冊封と骨品制編入
終章 東アジアにおける新羅の三国統一の意味
著者等紹介
植田喜兵成智[ウエダキヘイナリチカ]
1986年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻東洋史学コース博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、学習院大学東洋文化研究所助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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