―<br> 老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法

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老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法

  • 著者名:児玉小枝【著者】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • KADOKAWA(2019/09発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046044198

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内容説明

減少傾向にあるといわれる犬の殺処分。
しかし、現実はいまも1万弱もの犬が毎年殺処分されている。
中でも「老犬」を捨てる人は増加傾向にあるという。
そんな実態と命を救う術、命の尊さを伝える写真ルポルタージュ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

97
図書館で見かけたので読んでみた。内容は予想通り。ほんとうは読みたくなかった。 飼い主の高齢化、引っ越し、飼い犬の認知症などで老犬を殺処分されるのを承知で施設に持ち込む。写真の犬は皆自分の運命を悟っているのかどの犬の目は悲しみにくれている。長い間飼っている人は分かると思うけれど人が考えている以上に言葉も理解し飼い主の思いも伝わっている。ただ言葉が話せないだけだ。我が家にも11際の犬がいる。家人が皆出かけるときの寂しげな目。この本に出てくるような犬が1匹でも減りますように。図書館本2022/06/01

ゆみきーにゃ

83
犬の命と人間の命は同じだよ。おばあちゃん、おじいちゃんになったら棄てるの?そんなの絶対おかしいよ。命ある限り老いるのは当たり前!児玉さんが飼わないことを選択するのも愛情と言っていますが本当にその通り!動物を飼う前に読んでほしい!!2021/04/29

keroppi

81
図書館の新刊コーナーで見つけて。老犬の悲しそうな顔に惹かれて手にとらずにおれなかった。捨てられた老犬たちは、収容され殺処分される。どんなに悲しく心細い気持ちで死に行くのだろう。犬を飼う資格のない人が犬を飼ってしまった結果。ツライけど、多くの人に読んでほしい本。2019/10/19

瑪瑙(サードニックス)

51
年老いたから、病気になったから、身勝手な理由で犬たちを死に追いやる。酷いです。私は年齢的にも環境的にも無理なので犬や猫を飼う事はありません。最後まで責任をもって飼えない以上それが正しいと思っています。私たちに出来る事。終生飼養の覚悟。介護サポーターを見つける。困ったときは早めに相談。犬の為の貯蓄。犬の健康管理。正しいしつけ。鑑札と注射済票、迷子札をつける。行方不明になったらすぐに捜索。犬の老化現象や老犬がかかりやすい病気、介護サポートについて学ぶ。老犬の気持ちを理解する。続く2021/06/13

Sakie

23
児玉さんは見たままを伝える。飼い主に捨てられた老犬たちが檻の中で、環境の変化に混乱し、飼い主の不在を不審に思い、悲しみ、吠える。痴呆も入っていれば大きい声で鳴くだろう。それは「もっと生きたい」より「飼い主のもとに帰りたい」だろう。檻のボードに殴り書かれた「放棄」の文字が職員さんの遣る方なさを伝える。私も保健所に収容された犬を見て感じていた。白内障や半身麻痺など、老いて遠くまで歩けないはずなのに迷子?と。彼らは重い疾患や介護が負担だからと、故意に捨てられたのだ。悩む飼い主や犬たちの受け皿は必要。だがしかし。2019/12/17

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