内容説明
国際シンポジウム「見せるアジア、見られるアジア―近代国家と博覧会・博物館」の書籍化!
目次
第1部 蒐集(集める、収める、愛でる―日本古代における「博物館」的なもの;蒐集する文化―ヨーロッパと日本における博物学と個人コレクション)
第2部 博物館ともの(海外における日本像の発信―大英博物館を中心として;近代国家と博物館・美術館―大英博物館とナショナル・ギャラリーのコレクションを中心に;引き裂かれた唐昭陵「六駿」―ペンシルヴァニア大学博物館アーカイブズ資料から;清室財産と清朝復辟―奉天故宮博物館の閉鎖をめぐって)
第3部 博覧会という舞台(博覧会の拘束、日本という問題;一九三一年パリ国際植民地博覧会)
第4部 世界を旅する(近代西洋人が見た西安城の景観―英文文献に基づく一考察;イザベラ・バードの日本・朝鮮・中国紀行;満洲を旅した学生たち―旧制学習院の満洲修学旅行を事例として)
著者等紹介
福井憲彦[フクイノリヒコ]
1946年生まれ。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(西洋史学)博士課程中退。現在、学習院大学長。専門はフランスを中心とした西洋近代史
伊藤真実子[イトウマミコ]
1972年生まれ。聖心女子大学卒業、学習院大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。現在、学習院大学学長付国際研究交流オフィス客員研究員。専門は日本近代史、万国博覧会、博物館史
村松弘一[ムラマツコウイチ]
1971年生まれ。慶應義塾大学卒業、学習院大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。現在、学習院大学学長付国際研究交流オフィス教授。専門は中国古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 御教訓大語海