内容説明
大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の歴史的由来がわかる通史。一八六〇年代から今日まで、朝鮮の開国、日本の植民地支配、解放と南北分断、南北両国の歩みを丁寧に叙述。とくに植民地期と解放後の歴史のつながり、解放後の南北相互の関連に着目し、朝鮮半島の今を考える。
目次
朝鮮の地理と前近代の歴史
朝鮮の開国と開化
朝鮮の植民地化
武断政治から「文化政治」へ
恐慌から戦争へ
戦時体制と皇民化政策
解放と南北分断
戦後復興と国家建設
対話と対立
両極化する朝鮮半島
新世紀を迎えて
著者等紹介
糟谷憲一[カスヤケンイチ]
1949年生まれ。1973年、東京大学文学部卒業。1979年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、一橋大学名誉教授
並木真人[ナミキマサヒト]
1957年生まれ。1980年、東京大学教養学部卒業。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。2014年、フェリス女学院大学国際交流学部教授在職中に逝去
林雄介[ハヤシユウスケ]
1962年生まれ。1987年、東京大学文学部卒業。1995年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、明星大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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