出版社内容情報
古代から現代まで、世界の名著120作品を歴史的視点から解説し、新しい知の発見へと導く読書ガイド。
池田嘉郎［イケダヨシロウ］
上野愼也・他［ウエノシンヤホカ］
内容説明
『ギルガメシュ叙事詩』『旧約聖書』『イリアス』『マハーバーラタ』『論語』『コーラン』『西遊記』『ハムレット』『ファウスト』『資本論』『毛沢東語録』…古代から現代まで、世界の名著１２０作品を歴史的視点から解説し、新しい知の発見へと導く読書ガイド。
目次
１ 古代オリエント
２ 古代ギリシア・ローマ
３ 古代インド
４ 東アジア世界の形成
５ イスラーム世界
６ 中世ヨーロッパ
７ 宋・モンゴル時代
８ 明・清とアジア諸地域
９ 近世ヨーロッパ
１０ 近代ヨーロッパ・アメリカ合衆国
１１ 現代の世界
著者等紹介
池田嘉郎［イケダヨシロウ］
東京大学准教授
上野愼也［ウエノシンヤ］
共立女子大学准教授
村上衛［ムラカミエイ］
京都大学准教授
森本一夫［モリモトカズオ］
東京大学准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
112
最初手に取ったときは山川の歴史の教科書かと思ったような気がしました。各ページにびっしりと本の紹介とその本の時代などについてのかなり詳しい説明などがなされています。120の本を編年的に紹介してそれを読むと歴史を学んだような気がします。これは教科書の副読本か夏休みの課題にしてもいいのではないかと思われました。ここに紹介してある本を私もこれからじっくりと読んでいきたいと思いました。2018/03/22
壱萬参仟縁
37
ヘロドトス『歴史』からで、「かつて大きかった町の多くは、今は小さくなってしまい、私の時代に大きかった町は当初は小さかった。したがって、人間の幸福は決して同じ場所に留まり続けはしない、かく解する私は、大きな町についても小さな町についても、同じように触れるつもりである」（２８頁）。班固『漢書』からで「楽浪海中に倭人あり。分かれて百余国と為る。歳時を以て来たり献見すという」（１００頁）。白居易『白氏文集』からで、「如かず中隠と作（な）りて、隠れて留司の官に在るに。2018/03/17
Haruka Fukuhara
8
現代史までカバーした良書。世界史を彩る名著の紹介と、それにまつわる歴史の話。2017/07/14
たか
5
山川のこのシリーズ順番に読んでますがさすがにそろそろネタ切れかな…とは言えこの本自体は良書です.2017/05/23
はまち。
5
かいつまんで読んだ。この本がもし3、40年前に出てたら、紹介されている古典は大分ヨーロッパ寄りになってただろうなぁ。読んでみたい本が増えた。難しそうだけど。2017/02/15
