出版社内容情報
源頼朝の生涯を描きながら,武家の棟梁として,いかに各地の武士団を締め上げ,王となっていったのか。周辺の人物を交えて紹介する。2010年刊行・品切となっていた同タイトルの新装版。
内容説明
日本型の権力システムの祖型は、いかに誕生したか。内乱の時代を背負った「天下草創」の立役者、「鎌倉殿」頼朝の苦悩と遺産とは。武家を選択した内乱の諸相を躍動感ある筆致で語る。
目次
第1部 治承四年―反乱から内乱へ(謀叛の政権;武威の来歴と源氏神話;義仲との覇権争い)
第2部 文治元年―鎌倉殿は誕生した(鎌倉殿とは何か;天下草創の時代)
第3部 建久元年―そして日本国の成立(鎌倉殿のさらなる戦い;内乱の終焉と日本国)
著者等紹介
関幸彦[セキユキヒコ]
1952年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。学習院大学助手、現在、日本大学文理学部教授(特任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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