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内容説明
『アメリカの鳥類』とは19世紀アメリカの鳥類研究家・画家オーデュボンの代表作で、全435点の手彩色版画集。北米に生息する多様な鳥たちを、その活動域である野山や水辺を背景に生き生きと描き、博物画の概念を刷新した。綿密な観察にもとづく生態描写により鳥類学の最高傑作ともされる。規格外のサイズ 原作初版では、ダブル・エレファント・フォリオとよばれる天地約1メートル×左右約70センチの巨大な紙面に、すべての鳥が実物大で描かれた。画家の才能と職人技の融合 作者が精魂こめて描いた下絵を、当時最高峰の博物画専門彫刻家が銅版におこして版画を刷り、それに彩色工が水彩で丹念に色をつけた。希少な初版 初版は200セットほどしかつくらず、全点がそろった完全版は世界におよそ120セットしか現存しない。このたび435点中150点を精選し、コンパクトサイズ・オールカラーで複製。巻末では鳥たちの実物写真をそえて、生態や保全状況の概要を解説した。
目次
消える種(27点)
養(15点)
狩(13点)
野(8点)
空(16点)
水(30点)
森(41点)
著者等紹介
オーデュボン,ジョン・ジェームズ[オーデュボン,ジョンジェームズ] [Audubon,John James]
1785‐1851。アメリカの鳥類研究家・画家。大革命の4年前、カリブ海仏領サン=ドマング(現ハイチ共和国)に生まれる。人並み外れた視力と観察眼を生かし、幼時より自然観察に情熱をそそぐとともに独学で絵を習得。1791年、ハイチ革命を機に父の母国フランスへわたる。1803年、18歳で渡米。27歳でアメリカの市民権を得る。34歳で破産、野心を満たし生計をたてなおすすべとして「北米に生息するあらゆる野鳥を描きつくし、世に問おう」と決意。20年後、その集大成『アメリカの鳥類(The Birds of America)』が完成。苦心のすえあみだした独自の描法で、自然のなかで躍動する鳥たちの姿を生き生きと描きだし、博物画の概念を刷新した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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