内容説明
大臣職を世襲した蘇我氏の「等身大」の姿とは、どのようなものだったのか。彼らは外戚関係の形成に尽力しつつ、群臣合議を主導して多数派工作を行うことにより、王権内で生き抜くことを模索した一族であった。しかし冠位十二階の制定で、結果的に蘇我氏が孤立化・独善化していくと、王族や群臣層の支持を急速に失っていく。本書は最新の王権研究の成果をふんだんに取り入れ、蘇我氏盛衰の経緯と要因について探っていく。
目次
大臣と合議制
1 蘇我稲目(系譜と出自;政治的台頭の背景 ほか)
2 蘇我馬子(六世紀後半の王権継承;蘇我系大王の誕生 ほか)
3 蘇我蝦夷・入鹿(推古の後継問題と蘇我氏の族長権争い/百済宮家と斑鳩宮家 ほか)
その後の蘇我氏
著者等紹介
佐藤長門[サトウナガト]
1959年生まれ。國學院大學大学院博士課程後期単位取得退学。博士(歴史学、國學院大學)。専攻、日本古代史。現在、國學院大學教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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