内容説明
出雲は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が「神々の首都」といい、大国主命などが活躍する神話の舞台として知られている。しかし、その実態は長い間、謎のベールにつつまれていた。本書では、『出雲国風土記』などの文献史料を手がかりとしつつ、わが国最多の青銅器が出土した荒神谷・加茂岩倉両遺跡、巨大神殿跡がみつかった出雲大社境内遺跡など、近年の相次ぐ考古学上の大発見などから、新しい古代出雲像を探ってみる。
目次
唯一完本として伝わる『出雲国風土記』
1 くにびき神話と出雲国の成り立ち
2 雲太といわれた出雲大社
3 山陰道の要衝・出雲国府
4 仏教の広まりと風土記時代の人々の営み
5 共生の北つ海ネットワーク
古代出雲の調査
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