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横浜華僑社会の形成と発展―幕末開港期から関東大震災復興期まで

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  • サイズ A5判/ページ数 491p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634520240
  • NDC分類 334.522
  • Cコード C1021

出版社内容情報

幕末の開港以後、中国人が横浜に進出し、中華街を形成し、それが発展するまでの、横浜華僑社会の歴史的過程を明らかにする。

伊藤 泉美[イトウ イズミ]
著・文・その他

内容説明

中華街はなぜ横浜にあるのか?開港、日清戦争、関東大震災など激動の近代日本に生きた横浜華僑の歴史を多彩な史料から掘り起こす。

目次

第1部 通史編―落地生根への道のり(中国人の横浜進出;横浜中華街の形成;横浜華僑社会の発展―一八七〇年代から一九一〇年代;関東大震災と横浜華僑社会)
第2部 組織団体編―華僑社会を支える装置(横浜における中華会館;横浜関帝廟;横浜における中国人墓地;横浜における中国人商業会議所;横浜における華僑学校;伝統と新興)

著者等紹介

伊藤泉美[イトウイズミ]
1962年横浜市生まれ。横浜市立大学文理学部卒、お茶の水女子大学文教育学部(修士課程)、同大学院人間文化研究科(博士課程)を経て、横浜開港資料館主任調査研究員。現在、横浜ユーラシア文化館副館長、博士(人文科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

20
横浜華僑史の視点から、「人」である横浜華僑、彼らの生きる「場」としての中華街、そしてそれらで構成される華僑「社会」について、その歴史的過程を明らかにしている。1859年の横浜開港を契機に、買弁(日本人と欧米人との貿易仲介者)などの商人、また洋裁・洋館建築・活版印刷などの技術を身につけた職人として、中国人が横浜に進出してきた。当初は条約未済国人であったが、籍牌規則導入により法的根拠を得た事から人口も増え華僑社会が形成されていったようだ。苦難の時代もあったが、ホスト社会との良好な関係維持が存続の要因。2019/08/13

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