Historia
エトランジェのフランス史―国民・移民・外国人

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634491977
  • NDC分類 334.435
  • Cコード C0322

内容説明

革命の理念により移民や外国人に寛容であったとされるフランス。外国人労働者の増加が予想される日本で、移民先進国のフランスから学ぶことも多いだろう。国民と外国人の法制度的な誕生、両者の対立抗争や連帯行動、政府の移民政策をたどり、国民と外国人の関係を考える。

目次

1 国民・移民・外国人
2 フランス革命と外国人
3 十九世紀の移民と外国人
4 両大戦下の移民と外国人
5 マリアンヌとムスリム

著者等紹介

渡辺和行[ワタナベカズユキ]
1952年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。奈良女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Yukiko

8
第三共和制の時代以降、フランスが近代国民国家として完成する時期?に、外国人への排外主義が強化されるのが興味深かった。それが、ユダヤ人の排斥と表裏一体、ビシー政権の政策へと流れ込んで行くというのも勉強になった。面白かった。2017/06/20

Yukiko

5
フランスという国は外国出身者を、近代国家の成立期からすでにフランス人として受け入れてきた。外国に出自のある人々にとって、寛容な国だ。しかし、一方で内外人の区別がはっきりしてくる過程で、外国人への排斥も強くなる。ビシー政権下のユダヤ人排斥も、ドイツの占領下だったからとは言えず、フランスの歴史に内在する排外主義とつながっていることが、明らかにされている。面白い。2021/04/21

takao

2
ふむ2023/09/23

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