内容説明
ヒマラヤの前山に守られてきた聖なる宇宙、カトマンズ盆地。その独特の文化はどのようにはぐくまれたのか。生活と社会、現代の問題にも目を向けながら多面的に考える。
目次
1 カトマンズ盆地、ネワール
2 「ネワール」を考える
3 集落と人々の生活
4 カースト社会の姿
5 さまざまな祭や儀礼
6 カトマンズ盆地の直面する問題
著者等紹介
石井溥[イシイヒロシ]
1943年生まれ。東京大学教養学部卒業。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)教授
大村次郷[オオムラツグサト]
1941年生まれ。多摩芸術学園写真科および青山学院大学卒業。主にオリエント、インド、中国、トルコなどを中心にフォト・ルポタージュを手掛ける
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