出版社内容情報
明治の日本人に愛蘭土と親しまれた遠くて近い国アイルランド。移民によって早くからグローバル化の進んだ国でもある。独自の文化をもちながら、つねに大国「イギリス」(ブリテン)に向き合い、分断と統合・独立に揺れたその歴史を、先史から現代まで詳細に通観する。
上野 格[ウエノ イタル]
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森ありさ[モリアリサ]
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目次
序章 なぜアイルランドか―日本人のアイルランドへの眼差し
第1章 先史時代から初期キリスト教時代
第2章 ノルマン侵攻と植民
第3章 王国への昇格と植民地化の進展
第4章 名誉革命とプロテスタント優位体制の成立
第5章 連合王国の発足とオコーネルの時代
第6章 大飢饉と移民
第7章 テナント権闘争と自治運動の時代
第8章 独立から現代へ
第9章 北アイルランド
著者等紹介
上野格[ウエノイタル]
1930年生まれ。成城大学名誉教授
森ありさ[モリアリサ]
1963年生まれ。日本大学文理学部教授
勝田俊輔[カツタシュンスケ]
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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