YAMAKAWA SELECTION<br> 「プリンス・トクガワ」の欧州紀行―幕府を背負った慶喜の弟・昭武がみたパリ万博

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YAMAKAWA SELECTION
「プリンス・トクガワ」の欧州紀行―幕府を背負った慶喜の弟・昭武がみたパリ万博

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634424210
  • NDC分類 210.59
  • Cコード C0021

出版社内容情報

15代将軍徳川慶喜の弟・昭武は,数え14歳で将軍名代としてパリ万博に参加し、親善大使として約1年半、ヨーロッパ各国を巡行した。異国の文化と生活に驚異の目をみはった少年の新鮮な体験と、渋沢栄一ら随行員の陰謀や葛藤、パリを舞台にした薩摩藩との駆け引き、大政奉還でやむなく帰国するまでの激動の日々が描かれる。
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〈目次〉
『山川セレクション 「プリンス・トクガワ」の欧州紀行』への序文

序章 親善大使、徳川昭武
  大君の弟
  万国博覧会
  随行の人びと
  イギリスの策謀 -密使シーボルト

第一章 フランスへ
  旅立ちのとき
  出帆、初めての外国へ
  「男女交りの舞」
  蒸気機関車でアレクサンドリアへ
  マルセーユ到着

第二章 フランスにおける昭武
  ツーロン、リヨンをへてパリへ
  ナポレオン三世に謁見
  シーボルトの秘密報告
  昭武のパリ生活
  ロシア皇帝狙撃事件
  ロシア貴族の館に転宅
  パリ万国博覧会
  佐賀・薩摩のパリ万博出品
  薩摩の万博使節
  パリ万博と日本品の評判
  その後のパリの日々

第三章 ヨーロッパ巡歴
  滞在費に窮す
  スイス訪問
  公使栗本安芸守、パリにむかう
  プロシアよりオランダへ
  ベルギーへ
  対仏感情の変調
  イギリス側の深謀
  イタリア入国
  マルタ島滞在
  イギリス訪問
  昭武らのみたロンドン

第四章  故国の政変
  大政奉還
  帰国を決意
  最後のフランス国内旅行
  ノルマンディーヘの旅
  故国へ
  その後の昭武

あとがき

◎巻末付録
徳川昭武関係年表/おもな史料と参考文献/図版所蔵・提供者一覧



【目次】

内容説明

親善大使の先駆けとなった少年昭武のパリ万博体験記。将軍名代として14歳で外交デビューへ。渋沢栄一ら随行員の陰謀や葛藤、パリを舞台にした薩摩藩との駆け引き、大政奉還でやむなく帰国するまでの激動の日々を描く!

目次

序章 親善大使、徳川昭武(大君の弟;万国博覧会 ほか)
第一章 フランスへ(旅立ちのとき;出帆、初めての外国へ ほか)
第二章 フランスにおける昭武(ツーロン、リヨンをへてパリへ;ナポレオン三世に謁見 ほか)
第三章 ヨーロッパ巡歴(滞在費に窮す;スイス訪問 ほか)
第四章 故国の政変(大政奉還;帰国を決意 ほか)

著者等紹介

宮永孝[ミヤナガタカシ]
1943年生。富山県高岡市出身。早稲田大学大学院文学研究科英文学専修博士課程単位取得満期退学。文学博士。現在、法政大学名誉教授。日本洋学史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ohe Hiroyuki

3
幕末も幕末の慶応三年から四年にかけて、欧州を遊学した徳川昭武についての書籍である▼本書の記述は、一行日記風であり、やや機械的な印象を持つが、内容の網羅性・正確性は高く、当時の雰囲気がよく分かる▼開国したのだから、日本に欧州の領事がいれば、欧州に日本の公使がいるわけだ。しかし、当時海外において日本の公使が何をしていたかは知らないことが多いように思う▼本書によれば、薩摩藩は琉球王国の代理として、幕府とは別に万博に出ていたという。当時の薩摩藩の意図を感ずるだけでなく、江戸時代における主権のありようが見えるようだ2025/08/13

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