出版社内容情報
名著『世界近現代全史』がセレクション版〈全6巻〉として復刊!本シリーズでは、世界の近代化や近代資本主義を、近代世界システム論を用いて全体的・構造的にとらえ直し、今日にいたる展開を明らかにする。いま世界で起きている出来事の原因・ファクトを知るうえで、また現代のゆくえを考えるために必ず一度は読むべき定番の書。
本書は19世紀後半~20世紀初めまでを扱う。第一次世界大戦前夜まで、1870年代以後のいわゆる帝国主義時代の世界の構図を、政治・経済・社会の全般にわたり読み解く。
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〈目次〉
第Ⅳ部 近代帝国主義世界の形成と国民国家の展開
第一章 近代世界史の激流
①ドイツ帝国とビスマルク
②バルカン半島と1870年代の国際関係
③フランス第三共和政とイタリア王国
④パクス・ブリタニカとアフリカ問題
⑤アジアの植民地化と日本の近代化
第二章 帝国主義時代の開幕
①1880年代の日本・東アジアとアメリカ合衆国
②ロシア・ドイツの帝国主義の展開
③イタリア・スペイン・フランスの帝国主義への転換
④イギリス帝国主義と日本立憲国家
第三章 帝国主義国家の「世界分割」
①東アジア・オセアニアの「分割」
②帝国主義国家の膨張政策
③ロシアと日本の衝突
第四章 初期二十世紀の世界史
①帝国主義国家の危機と再編
②初期二十世紀の西半球と東アジア
③帝国主義の民族運動
内容説明
資本主義が世界を駆けめぐる!世界各国が絡みあう帝国主義の時代。そのとき、人びとは何を求め政治・経済・社会はどう変容していったのか。現代の成り立ちを理解するための必読書!
目次
第一章 近代世界史の激流(ドイツ帝国とビスマルク;バルカン半島と一八七〇年代の国際関係;フランス第三共和政とイタリア王国;パクス・ブリタニカとアフリカ問題;アジアの植民地化と日本の近代化)
第二章 帝国主義時代の開幕(一八八〇年代の日本・東アジアとアメリカ合衆国;ロシア・ドイツの帝国主義の展開;イタリア・スペイン・フランスの帝国主義への転換;イギリス帝国主義と日本立憲国家)
第三章 帝国主義国家の「世界分割」(東アジア・オセアニアの「分割」;帝国主義国家の膨張政策;ロシアと日本の衝突)
第四章 初期二十世紀の世界史(帝国主義国家の危機と再編;初期二十世紀の西半球と東アジア;帝国主義時代の民族運動)
著者等紹介
大江一道[オオエカズミチ]
1928年3月生まれ。1951年、東京大学文学部西洋史学科卒業。元跡見学園女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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