内容説明
ムスタファ・ケマル・アタテュルクは第一次世界大戦で敗北し崩壊寸前のオスマン帝国でアナトリアとルメリーのトルコ人を救済すべく祖国解放運動を展開し、新たにトルコ共和国を樹立して初代大統領となった人物である。彼は戦勝国のトルコ人を否定するような過酷なセーヴル条約を破棄させ、ローザンヌ条約を締結してイスラーム的オスマン帝国と決別したトルコ人の近代的国民国家を成立させた。さらに彼の指導したトルコ革命は、住民交換により人口の9割以上のイスラーム教徒を有しながらも政教分離の西欧的世俗国家を生み出したのである。
目次
トルコ国民の父
1 かげりゆくオスマン帝国
2 祖国解放への道のり
3 トルコ共和国の成立と整備
4 近代国家をめざして
著者等紹介
設樂國廣[シダラクニヒロ]
東京教育大学大学院文学研究科修士課程東洋史専攻修了。専攻、オスマン朝史、トルコ共和国史。現在、立教大学名誉教授、東洋文庫研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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