出版社内容情報
6世紀のローマ皇帝ユスティニアヌス。
ローマ法典を編纂させ、ササン朝ペルシア、ヴァンダル王国、東ゴート王国との戦いによって「帝国の復興」を推し進めた大帝。
帝都コンスタンティノープルでのハギア・ソフィア聖堂の再建をはじめ、帝国各地に建築活動や福祉事業を展開し、社会基盤を強化したキリスト教皇帝。「世界」の秩序と安寧に心を砕いたその38年にわたる治世を、彼を取り巻いた人びとの活動とともに紹介する。
内容説明
6世紀のローマ皇帝ユスティニアヌス。ローマ法典を編纂させ、ササン朝ペルシア、ヴァンダル王国、東ゴート王国との戦いによって「帝国の復興」を推し進めた大帝。さらに、帝都コンスタンティノープルでのハギア・ソフィア聖堂の再建をはじめ、帝国各地に建築活動や福祉事業を展開し、社会基盤を強化したキリスト教皇帝である。「世界」の秩序と安寧に心を砕いたその38年にわたる治世を、彼を取り巻いた人びとの活動とともに紹介する。
目次
ユスティニアヌスとは誰か
ユスティニアヌス時代を彩った人びと
法典編纂とニカの乱
防衛戦争―対ペルシア戦争
再征服戦争―対ヴァンダル・東ゴート戦争
ユスティニアヌス帝時代の経済と社会
晩年そして「伝説の皇帝」へ
著者等紹介
大月康弘[オオツキヤスヒロ]
1962年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。専攻、経済史、ビザンツ史。現在、一橋大学理事・副学長、経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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