内容説明
グローバル・ヒストリーには文字情報をおもにあつかう歴史学者だけではなく、多くの自然科学者も参加し、これまでになかった斬新な手法と多様な情報が駆使された成果が続々と生み出されてきている。これらの研究は、今後の歴史学のありかたを大きく変えるものである。本書では、グローバル・ヒストリーの概要を伝えた。
目次
グローバル・ヒストリーの登場
1 ヨーロッパとアジア
2 環境
3 移動と交易
4 地域と世界システム
5 グローバル・ヒストリーの意義と今後の展望
著者等紹介
水島司[ミズシマツカサ]
1952年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(文学)。専攻、南アジア近現代史。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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