目次
1章 武蔵野の開拓者
2章 大福長者と水陸に生きる人びと
3章 江戸・八王子築城と戦乱の時代
4章 天下の総城下町の建設
5章 百万都市江戸の出現
6章 江戸っ子の登場
7章 大江戸の展開
8章 幕末の江戸
9章 東京の成立
10章 近代都市の建設と東京都の半世紀
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dokitom
1
東京に住んでいるのなら読んで全く損はない本です。今まで聞き流していた地名や、通り過ぎるだけだった史跡に興味津々です。東京で暮らすことに楽しみを与えてくれるきっかけになる一冊だと思います。 東京は江戸時代から狭い土地に人がひしめき合いながらも節度を守り、驚くほど文化的で効率的な生活していました。 火事、地震、飢饉などの災害が多いながらも強奪などはほとんど起きず、人々は助け合いながら何度も再生しました。時代が違うだけで根本的には現代と変わないと感じます。本質は知らず知らずに引き継がれるものだと感じました。 2011/05/15